あらすじ
“忖度抜き”で「2ちゃんねる」創設者が語りつくす――“知らないほうが幸せ”かもしれない衝撃の真実「日本は平等な社会?」→NO! 「〇〇〇〇」だけが得をする「働き方改革はうまくいく?」→NO! 会社も個人も得をしない「〇〇主義」「努力すれば報われる?」→NO! 大事なのは「〇〇」と「〇〇」「投票に行けば政治は変わる?」→NO! 「〇〇〇」重視の政策は変わらない「炎上は多数派の意見?」→NO! 書き込んでいるのはたった「〇%」本書では「社会・仕事・教育・政治・人間関係」という5つのテーマについて「正しい情報」にもとづいた真実を明かしていきます。なかには「そんなこと知りたくなかった」というものもあるでしょう。でも、そうした「不都合な真実」から目を背けないことではじめて、「正しい思考」ができるようになるのです。 ――著者
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Posted by ブクログ
色んな問題を1歩達観してて、20歳の自分にとってめちゃくちゃためになった。
割と何でもすぐ信じちゃうタイプだから、もう少し色々考えたり疑ったりしようとおもった!
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正しい情報に基づいて議論しようというモットーの下に書かれている。本人も述べているように、ひろゆき氏は何かを生み出せる人ではないが、人の考えをわかりやすく説明する能力がある、ということを実感させる分かりやすさ。1時間程度でしっかりと読めてしまう。
社会、仕事、教育、政治、人間関係の五つのテーマについて、幅広く自由に論じている。この本の一つ前に読んだ橘玲さんの本と教育、政治などで同じようなデータと主張があるが遥かに分かりやすい。こういうところがひろゆき氏の言説にニーズがあるところだと思う。
皆それぞれに響く部分があると思うが、私にとっては働き方は全体主義というもの。みな自分に合った働き方という理念は良いが、なぜ残業の一律規制なのかと電通の例を出して論じていて、自分の本件に関するもやもや感をうまく言い当ててくれたように思った。他にも炎上を起こす人は1%、大学は大多数の人にとってはてた方が良い、高齢化社会と革命家が日本に出ない理由など、面白い議論が多くあった。
Posted by ブクログ
最近、ひろゆきの本ばっかり読んでいる
とても読みやすくて結構似たような本を何冊も読んでいるかもしれない
しかし言っている事は当たり前の事長的確で、誰もほとんど気づいてないのがすごい
いくつかありがたいアドバイス素敵なところがあるのでこっそりと実践していきたい
結構の確率で使える内容が多い
ただ個人のメンタルが強くないとなかなか実践できないところがある
幸いなことに頭も体も弱いけど精神の強さだけは人一倍
いろんなことを実践していく精神力はありそうなのでとにかくアウトプットしていくことを心がける
Posted by ブクログ
インターネットメディアや情報番組のコメンテーターとして歯に衣着せぬ物言いで論客をバッサリと切り捨てるひろゆきさん。そんな感じで読者をバッサリ切り捨てていると思いきや、全くそんな事なく客観的なデータを基に社会、仕事、教育、政治、人間関係の合計5つのテーマについて日本が置かれている状況や問題点について丁寧に解説された本です。
ひろゆきさんに対してアレルギーを持っている方も騙されたと思って読んで頂く事をお勧め致します。
よくYouTubeで言ってる事が書いてあって、ちゃんと本人が書いた感があった。人口ピラミッドと投票のくだりなど、簡単な事実ベースの話が多く、その割にいいことが書いてあった気がした。何が書いてあるかよくわからない小難しいビジネス書より、楽しく読めた。
期待通り
私が無知過ぎるだけかもしれませんが、どのお話しも面白く、読書がそれほど得意でない私でも1日で読み終えてしまうほどでした。
「1%の努力」も面白いですね。
ひろゆきさんの話す内容は、程良く脳がほぐれる感じがして心地良いと思います。
Posted by ブクログ
もっと無責任に好き勝手なことを書かれているのかと思いきや(個人的にはそれを期待していたのだけど)、穏やかな文体で、理路整然とデータに基づいての問題提起でした。「忖度なし」と書かれていますが、それほど過激な内容だとは思いません。ご一読をおすすめします。
Posted by ブクログ
ひろゆきが自身のYoutubeで発言している内容がまとめられている。
・ペタンク界のイチローを目指すな
・残業規制の厳格化に伴い、これから大手企業は業務をアウトソースする傾向が高まっていく。その受け手はフリーランスとなる可能性がある。
Posted by ブクログ
思っていたよりも刺激的な内容ではなかった。海外と日本を比べた際に色々と課題が設定されているが、個人の力では取り組めないものが殆どであり、国を挙げて取り組む必要があると感じた。
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世間に知られていないけど、大事なことを忖度無しで記してくれていた。ひろゆきさんの歯に着せぬ発言は昔から好きだが、さらに教養にもなった。
「何にでも、裏に隠された真実を想像する。本当にそうか?と疑いの目を持つ」ことを学んだ。
Posted by ブクログ
コロナ禍の閉鎖的環境下、ネットはアルゴリズムでレコメンドを表示する事で、より個人の思考を偏らせる。ウクライナ情勢や安倍晋三の銃撃など、誰しもが不安や物憂さを抱える中で、選択が迫られ、分断や亀裂が生じ始めている。そうした不安に浸けいるかのように、或いは、自らが既に洗脳状態にあるのかも知れぬが、ある種のウイルスのように脳の既存ロジックを書き換えたような論理が蔓延し始め、証拠無き想像の論理で仕上がった似非正義が、政治活動に堂々と登場し始めた。利用される側か、利用する側か。宗教と関わる政治は問題なのだが、政治そのものが宗教化しつつある事は更に問題である。
ひろゆきは、10ある論理構成要素に対し、一つ二つの事実から残りの理屈を都合よくこじ付けたり、感情論で飛躍させるような主張を極端に嫌う。これは、誤った主張が詐欺的な結果をもたらす事で弱者を食い物にして利用し、社会全体が不利益を被る事で、自らの不都合にもなるという理屈、強者の正義感によるだろう。だから、論説に対し、事実確認やその繋がり、データやその相対的比較で論理構成を検証するフィルターを必ずかける。これが論破という形で、彼の代名詞の如く扱われ始めた。
本著はそれの真骨頂。感情論に陥らず、例えば日本の生活保護はフランスやドイツに比べればダントツで低いよ、とか、酒税vs発泡剤のイタチごっこは国際競争に目を向ければ不毛とか、残業構図問題、大卒不要論インフルエンサーの無責任、など。正直、YouTubeなどでよく耳にする話でもあり、自らの考えと同じ事も多く目新しい事は無いが、重要な考え方だなと、改めて思う。
Posted by ブクログ
読もうと思ったきっかけ
みんなどれほど根本的な部分を理解して変えようとしているのか。教育も、生きている時代によって考え方も必要な能力も変わる。
いつまでも同じことをしていても仕方がない。
自分が意見を発するときもどこまで根本的なところを考えて言っているのか。
人の意見もどれだけその人が深く考えて言っているのか?表面だけとか自分がそうしてきたからとか勝手な一般論とか、当たり前、常識、普通は…そういうことを言う人=分かってない人。という気がする。
でも何か話が通じない人が多い、考え方を理解してもらえてない気がする。
いつの時代も「多数派が正しい」になりたくない。
今の社会の現状を正しく知り、考えられるようになりたい。と思ったから。
読んでみて
自分の勉強不足がよくわかる。
どうしたらいい方向に向くか。
せっかく便利なものが出てきても危ないと判断されればすぐ禁止。うまく利用する方法を考える人は少数派。
足を引っ張るのに全力を尽くす人の多いこと。
日本が変わらない理由もよくわかった。
そして、たたかわないと変わらないこともよくわかった。子どものためにもたたかいたいと強く思う。
たたかうためにも「正しい知識」という武器がいる。
社会を変えてきたのはいつの時代も異端児。
自分が社会を変えたい。変えられなくても、変えようとする魂を伝えたい。
Posted by ブクログ
論破したり、異世界転生したりしているひろゆきの本です。
「自分の頭で考えて行動する」手助けになる、
「自分で考える」 ようになる、
ヒントがちりばめられた一冊です。
Posted by ブクログ
●世界競争力ランキング(IMD)
経済のパフォーマンス、政府の効率性、ビジネスの効率性、インフラの4項目.
小項目の”経営姿勢”:63国中62位。生産性と効率:55位
-->立派なインフラはあれどビジネスの効率が悪い。
●貧困は判断力を更に悪くする:お金への心配により頭がいっぱいになり余計にカモられる(ハーバード大とプリンストン大の研究)
●上級国民
池袋の自動車事故(母子死亡)について、未だに”飯塚元院長”というマスコミ表記.
元通産省職員.
東京オリンピックを誘致したJOCの会長は竹田恒和(つねかず)氏。
明治天皇のひ孫。26歳の時に22歳の女性を死亡させる交通事故を起こした.
刑事責任にすら問われず.その2年後には日本代表の馬術選手としてモントリオール
五輪に参加。桃田は賭博ごときで出場禁止になったのに。その後収賄容疑でIOC
会長は辞任。
●年金
現在70代以上の人は自分の支払った年金の6倍以上を貰えるのに30代以下の人は
約6割しかもらえない。日本の金融資産の6割は60代以上が持っているのに。
39歳以下は6%のみ。
●全体主義の弊害
区別を嫌う日本。電通の自殺事件以降、一律10時以降の残業禁止に。働きたい人
の自由までを奪い、電通の弱体化にも繋がる。
●Done is better than perfect.
ザッカーバーグの言葉。完璧を目指すよりまず終わらせろ。
●ポピュリズムの台頭とエリートへの失望
ヒラリークリントン(元大統領婦人)への嫌悪からトランプに票が流れた
●労働者不足(生産年齢人口)とかは
2015年には7700万人→2029年には7000万人、2056年には5000万人。
1割減をカバーするだけ生産性は上がってない。
Posted by ブクログ
社会、仕事、教育、政治、経済、人間関係という見出しで実際の統計データを挙げながら今の日本について説明されてます。分かりやすい言葉を選んでるあたり、やっぱりこの人頭がいいんだなと思いました。
Posted by ブクログ
ハーバード実験
知能テストの結果、お金(借金)について検討させた後だと富裕層は変化がなかったのに対し、貧困層は著しく成績が低下した
カリギュラ効果
ダメと言われると余計にやりたくなる
完璧を目指すよりまず終わらせろ
へえー と思うことが多かった
自分の知らない「真実」が多く書かれていて、とても勉強になった。これから社会に出て行くことになる自分のような大学生には特にオススメ。
Posted by ブクログ
社会、政治、教育、仕事、人間関係…忖度やタブーなしで発言する作者さんが小気味いい。閉塞感に満ちた社会を生き抜くためには、自分で情報を集め分析し最適解を出していくことが大事。「うまくいったのはたまたま需給があっていたから、風が吹いていたから。個人の才能や能力、努力の結果なんかではない」考え方は大きな学び。
堅実で真っ当な本
特に奇抜なことが書いてあるわけではなく、なんとなく聞いたことがあることが読みやすさを損なわないレベル感でデータと共に示されている。新しさはないものの、日本で損をしないで生きていくために、定期的にこうした本で現実を直視して人生をおくるうえで最適な選択をするための一助としたい。
Posted by ブクログ
本書でも語られていましたが、この世は本当に不条理で不公平だと理解できました。真実から目を背けて生きた方が楽だと思えるくらい、知りたくないような情報が多かったです。
Posted by ブクログ
自分の頭で考えるってことなんじゃないかと思う。
考えればわかるかもなのに、考えないで決めつけちゃう。それぞれに立場があって、それに合わせた発信を送る。都合の悪いことは、自分からさらす必要はない。そりゃあそうだ。
正解は自分で判断が必要。そのために考える。考えるための知識を情報を手に入れる。そんなことが大切なんだろうと思いました。
Posted by ブクログ
一通り読んでみたけど、読み終わって残った事があるかと言えば‥特にないですね。
社会にしても仕事も教育も格差は広がるばかりであるとか、日本の政治や社会は衰退している(いく)とか、昨今よく言われている事ばかりなので、特別彼に言われなくても分かってる事だな‥と。
まぁ、改めてやっぱりそうだよね‥という確認にはなるかな。
Posted by ブクログ
ひろゆきさんの本は、初めて読んだかも?
世の中の真実関係の本はちょいちょい出てると思うけど、ひろゆきさんの視点が知りたくて読んでみた。
ひろゆきさんの意見は面白く、確かになぁと考えさせられた。
しかし、それをただ鵜呑みにするのでなく自らも考えないといけない。
知らないことが多すぎて、なるほど…としか思えない自分の弱さの様なものを感じた。
全ても知る事なんて到底無理だけど、ちゃんと自分で選んで考えられる人になろう。
Posted by ブクログ
社会、仕事、教育、政治、人間関係について、日本の現在の状況や世界と比較した立ち位置が良い部分も悪い部分も書かれた本。まぁ主にタイトルから読み取れるように悪い部分の方が多いですが。
あまり希望のない内容が多いので、不安になりやすい人にはおすすめできないかも。
内容に関しては、知ってることも多いと感じるかもしれませんが、改めてひろゆき節で聞くと現実感があって何かより理解できるというか、スッと頭に入ってきます。
多分言葉選びや文章がわかりやすいのだと思う。
メディアでの発言で“ひろゆき”が嫌いな人もいるかと思いますが、本は割と面白いので一度興味のある項目だけでも見てみると楽しいかも。
Posted by ブクログ
令和4年のGW後半の中日、天気も良くどこかへ出かけようかと思いましたが部屋の大掃除が途中でもあり、読み終わった本の整理をすることにしました。レビューを書きたい本が50冊以上部屋の片隅にありますが、半分を目標にしたいと思います。従って、付箋をつけた箇所全てを書いていると処理しきれないので、各々10箇所程度に絞ることにしました。
以下は気になったポイントです。
・英語がほとんど通じないのは、中国、インドネシア、ブラジルなど、人口が多く国内需要でビジネスが成り立つ、つまり外国語を覚える必要のない国だったりする、日本もそうした国であったが、人口の減少のため、フランス・韓国のように海外の市場も得ていかないといけない段階に来ている(p24)
・日本は立派なインフラが整っているのにビジネスの効率が悪い、海外諸国に比べて日本人の働き方そのものが非効率である。2008年までの日本は人口が増加していたので生産性が低くても国全体としては高い生産額を維持できていたが、それ以降は人口が減り続けているので生産額も減って競争力低下につながっている(p33)
・僕らが生涯に手にできる報酬は、能力よりも「何をやったか」「どこで始めたか」で決まるといって良い(p69)
・最低賃金を上げるリスク、1)人件費に圧迫されて店が潰れる、2)人間に代わる機械の導入が進む(p85)
・今の働き方改革は、あまり働きたくない人を幸せにするだけのものになっている、一人一人が自分で働き方を選べる方がいいのではないか(p94)
・両親が健在で経済的に恵まれた子供は成人しても裕福で、親が離婚したりして経済的に苦労した子供は、ほとんどが貧困層から抜け出すことはできないのが、30年間の追跡結果からわかった。アメリカボルチモア在住の800人の対象者のうち、例外としては、大学学位を得たのが28人、高い収入を得られるようになったのが33人であった(p108)
・39歳以下の若者が全員投票しても、40代以上が40%投票すればその数を簡単に抜いてしまう(p195)
・5197万世帯の年間平均所得は552万円、中央値は437万円、各分布を見ると200−300万円未満が最も多い。平均所得以下が61%ある(p225)なんとかギリギリ子供二人を大学に通わせるには、最低でも年収850万円は必要である(p226)
2022年5月4日作成
Posted by ブクログ
日本という国の立ち位置。
競争は激しいが衰退
例 発泡酒
安い国
例 ダイソー
働き方が非効率、注いだ力や時間は結果に比例しない
誰でも出来る仕事はAIにとって変わる
誰でも出来る仕事なのに専門性の高い仕事についていると思っている
貧乏だと頭が悪くなり、非効率な選択をする
高齢社会
高齢者の権利を取り上げると将来の自分の首を絞める
自分の国を変えようというエネルギーがないので閉塞感
仕事
能力よりも何をどこで始めたかによって報酬は変わる
担当業務でより多くの成果を出すために残業するのは古い
おっさんが押し付けてくる不条理に振り回されている
最低賃金が上がると、人間よりも機械の方が安く済む
大きすぎる人気企業は長期的に見ると衰退する
いいブラック企業が生き残る
教育
禁止するよりもどう付き合うかを教えるべき
思考停止の前例主義に溢れてる
役に立つ勉強はお金のこと リボ払い
完璧主義よりまず終わらせる 70パーセント
学歴という目安がないと信用得にくい
政治
世界の閉塞感 ナショナリズムの喚起が有効な手段
規制は早いが認可は遅い
地方よりも都会優先は当たり前 利用者の数
選挙では若者より老人の方が多い
人間関係
怒ることを趣味にしてる人がいる
時間があってお金がないと、ネットで憂さ晴らししたくなる
人の幸福は自分の不幸 苦労させたい
Posted by ブクログ
・最低賃金が上がると人間を雇わなくて済むよう
機械の導入が進んでしまう
・今人気ランキングに入っている企業は衰退する可能性が高い
・PCスキルに自信のない若者が今後ますます増える
・39歳以下の若者が全員投票しても、
40代以上の40%が投票すればその数を抜いてしまう
Posted by ブクログ
格差社会について、絶望的な部分を強調して書かれている内容が多かったですが、凄く真っ当な事を言っているので目次を見て気になる部分がある方は是非読んで頂きたいです。
Posted by ブクログ
社会、仕事、教育、政治、人間関係と5種のテーマでひろゆきさんが語るこの世の中の教科書的なやつ!
かなりわかりやすく読みやすくまさに明快!に書かれているのでスッと息を吸えば読み終わってるくらい一瞬で読み終わってしまった!
もっとひろゆき節を楽しみたくなるなぁ〜
Posted by ブクログ
目から鱗は落ちなかったが、世の中のことをコピペではなく自分なりに考えて意見として主張できるひろゆきは、同年代としてすごく尊敬できる。好きではないが。
Posted by ブクログ
既知の内容が多かったけれど、どの話にも数値や実例を出しているので伝わりやすいし参考になった。
メモ
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●人口が減少している日本の市場は先すぼまり。海外市場も得ていかなくてはいけない段階にきているが、これまで国内向けの製品開発をしてきた日本企業がグローバル市場のニーズを掴むのは簡単ではない。
●世界競争力ランキング(スイスのIMDの調査)
2020年の日本は34位/63か国
「経営姿勢」「生産性と効率」が低い
●単身世帯の金融資産保有額の「中央値」は45万(生命保険文化センターのデータ)
「平均値」は645万
平均値は一部のはずれ値で数値が大きく変わってしまうので、中央値の方が実感に近い数値が出てくることもある
●「ペンタク界のイチロー」を襲う悲劇
マイナー競技「ペンタク」を例に。
得られる報酬は、能力や努力よりも「何をやったか」「どこで始めたか」(どこで活躍するか)で決まる。
成果の出ない人は、活躍の場が間違っていないか見直す。
● ベンチャー企業の生存率
創業から10年後に生存しているベンチャー企業は6.3%
(p124)
● 高卒と大卒・院卒の生涯年収の差は6000万円
●四国に新幹線を走らせる計画を例に挙げ
「本当にその地方が活性化し、かつ利益を出し続けられると思うなら、地元の企業や自治体が喜んで投資するはずです。それもないのに国のお金に期待しているところからしてダメなのです。」(p188)
● 1人1票の不平等
「39歳以下の若者が全員投票したとしても、40代以上の40%が投票すればその数を簡単に抜かれてしまう」(p195)