あらすじ
自殺か、他殺か? 初冬の海に殺意が漂い、殺人事件の容疑者は水死体に……。十津川の推理は? 傑作ミステリー集――北陸・山中温泉で、製薬会社の役員が、背中を刺され殺された。黒いコート姿の若い女性に、容疑がかかるが、彼女は、海岸で水死体となって発見される。所持品のバッグからは、殺された役員と同じ型の血液が付着したナイフが! 十津川警部の執念の捜査が、事件の真相を暴く、という表題など、全4編の傑作短編ミステリー集。
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Posted by ブクログ
短編四話。
標題(収蔵単行本名)
目撃者たち
NO.200の女(十津川警部 愛憎の街 東京)
箱根を越えた死(十津川警部捜査行 伊豆箱根事件簿)
北陸の海に消えた女
「目撃者たち」は、怪しい行為をしている者同士,相手に見られたことにから疑心暗鬼になるという物語。黒笑い(black humour)。
「北陸の海に消えた女」は、十津川警部と亀井刑事が、他県の事件の犯人を東京で逮捕する。
休暇で行った先で,警察手帳を示して,共犯者に自白をさせたテープをもとに、殺害者に自白をさせる。
本当にこんなことあるんだろうか。
Posted by ブクログ
どの話もあっさり犯人がわかってどんでん返しとかは特にない。わかりやすい短編集だった。
西村京太郎は長編の方が断然面白いなと思った。
強いて言えば1話目が1番ユーモアでおもしろかった。凄く命がもったいないなって思った。