あらすじ
「シュザンナ、自分の手で……そこを開いて見せて」「ああ……っ、陛下、深く……くださ、い」7歳 年下の若き皇帝アルフレートの淫らな要求に、皇妃は逆らえない。快楽に支配されたまま、甘い声をあげて愛欲に溺れてしまう。彼の溺愛を一身に受けて、どこ までも、乱れてしまう……。軍事同盟による人質から解放され、皇帝アルフレートと９年振りに再会した皇妃シュザンナ。アルフレートに幼い頃の面影はなく、 男らしく美しく成長していた。《もっと僕に甘えて、もっとシュザンナを甘やかしたい》長い空白期間を埋めるようにシュザンナを溺愛する彼に、最初は戸惑っ たシュザンナだが、一途な思いに心は満たされていく。そんな中、シュザンナと同じ髪・瞳の色を持つ少女が行儀見習いとして仕えることになり…。
※こちらはその若き皇帝は雇われ皇妃を溺愛する１～２巻の合本版となります。重複購入にご注意下さい。
感情タグBEST3
じれったくて、せつなくて
それぞれの考えていたりすることがもどかしいような、かわいくてキュンキュンしました。
それぞれが、ぶれずに幸せをつかんだのが嬉しいです。
原作にないお話しも盛り込んでいて読んでいて楽しかったです。
壮大なお話でした
わたしの中ではとても壮大なお話でした。
そしてとても素敵なお話。
登場人物たちが全て魅力的で、それぞれの覚悟を感じるシーンに胸が熱くなりました。
それぞれが深い愛情を持っているのがすごく伝わってきます。
ずっと見守るようにお話を読めて幸せな気持ちになれました。
後半のザビーネのその後も堪能できます。
それぞれの幸せの形
文体が少し淡々としているので感情移入しづらいところもありますが、この物語はほぼ全ての登場人物が善人ばかりなのに何らかの困難や辛い状況に置かれていて、その境遇を思うと涙が出てきます。それでも最後にはそれぞれに幸せの形をつかんでいくので、長いですが最後までドラマチックです。タイトル通り、皇帝が皇妃を溺愛してラブラブなのもたくさん堪能できました。
好みが分かれるかも
☆４にしましたが、☆3.8くらい。
当時８歳だった幼い皇帝に嫁ぐことになった１５歳の令嬢との長い時をかけたラブストーリー。
ストーリーは良いと思いますが、文章が淡々としているというか、心情よりも経緯が淡々と綴られるような形だったので、私はあんまりのめり込めなかった…。
