あらすじ
未曾有の金融緩和、巨額の財政出動
リスクを抑え、投資を目指す人に贈る決定版!
コロナ相場が、多くの投資初心者をマーケットに呼び込んでいる。また、突然の相場急落で痛い目を見た投資家たちも再スタートの機会をうかがっている。とはいえ、今後の動きを見通すのは難しく、大きなリスクは怖いと考えている人は多い。本書はこうした状況を踏まえ、中長期投資で大敗せず堅実に資産を積み上げるための投資の鉄則をまとめたコロナ時代の決定版。
投資の要諦は相場サイクルを捉えた売り時(逃げ方)にこそあり、活路は国内ではなく海外にあるというのが本書の立場。また、多様性、分散、機動性の観点からETFの活用を説く。著者は「予言のような予測技術は存在しないが、経済、金利、株価、為替の密接なリンクから発せられる相場転換のシグナルをつかむことはできる」と断言する。投資初心者のみならず、大ベテランも納得の内容。
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Posted by ブクログ
円高円安と景気の循環論。コロナ後ウクライナ前なのでウクライナがいい検証になってる。経済には詳しくないので、さてどんなものか誰かに聞いてみよう。
Posted by ブクログ
日本人は円を自国通貨とする宿命。
円安で株高、円高で株安。動きが増幅される。
時間差で現れる内外の株式、新興国、資源、長短金利などにサイクル投資すること。
新興国は、リスクオンのときとオフの差が激しい。避けるのではなく絶好の買い場と逃げ場ととらえるべき。
コア投資は、長期分散低コストのETF。アメリカETFを中心に。
サテライト投資は、株式、新興国通貨、金、REITなど。
株式に先行するのは金利と住宅指標。
円はあまのじゃく。日本が債権国だから。リスクオフだと円への還流で円高になる。
外国人が日本株式を買うと、円高になるはずだがならない。為替をヘッジするから中立的になる。
ドル安なら新興国株式や商品が上がる。=リスクオン。ドルがだぶつくから新興国にも資金が流れる。
海外投資はアメリカを中心に考える。円相場はあまのじゃくだから日本の視線ではなくドルの視線で考える。
新興国は、振れ幅が大きいので、ドルのサイクルに乗って考える。持続的なドル安と世界需要が増えると新興国の景気が良くなる。
証券会社の予測は、円安株高に向かいやすい。
米国ETFと日本ETF、新興国・資源相場連動ETF、金DTFに投資する。