あらすじ
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より良いプログラマになるための実践的アプローチ
本書は、David Thomas and Andrew Hunt, The Pragmatic Programmer 20th Anniversary Edition (Addison Wesley, 2019)の日本語版です。
本書は、より効率的、そしてより生産的なプログラマーになりたいと願うソフトウェア開発者に向けて、アジャイルソフトウェア開発手法の先駆者として知られる二人により執筆されました。経験を積み、生産性を高め、ソフトウェア開発の全体をより良く理解するための、実践的なアプローチが解説されています。
先見性と普遍性に富んだ本書は、入門者には手引きとなり、ベテランでも読み直すたびに得るものがある、座右の一冊です。
第1章 達人の哲学
第2章 達人のアプローチ
第3章 基本的なツール
第4章 妄想の達人
第5章 柳に雪折れ無し
第6章 並行性
第7章 コーディング段階
第8章 プロジェクトを始める前に
第9章 達人のプロジェクト
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
良質なエンジニアを定義し、見極める事ができる本。全てを完璧に実践する事は不可能だが、年に1回は読み返し達人プログラマーを志していきたい。チームで議論する時等に今のアクションをユーモアと共に言語化できる気がする。
「調べたこと」
- 無秩序 (ムチツジョ):物事が整理されておらず、乱雑で、統制が取れていない様子
「メモ」
- 「割れた窓」:悪い設計、誤った意思決定、質の悪いコード。ネガティブな考えは伝染性がある様。
- 「早起きした鳥は虫にありつける」:早く行動を起こす人ほど、仕事や勉強などで有利になる
- 迷惑(annoy):アンニュイ、つまり退屈
- DRY原則:知識や意図の二重化についての原則。異なった場所に同じことを表現するという問題を避けるための原則。
Posted by ブクログ
素晴らしい本。システム開発を生業とする人は絶対に読むべき名著。新人ではなく、ベテランやある程度の経験者に読んでほしい。
ソフトウェア開発は建築というよりもガーデニングに近い。
という言葉は刺さった。
DRY原則
デメテルの法則
カーゴカルトアジャイル
も大切。
Posted by ブクログ
プログラマーは、自らの仕事環境を最適化しようとする性質を持つ。
それは、プログラマーという職業が、限られた手段の中で世界の最適化を追求するものだからである。本書では、こうした最適化を探求してしまう人間が何を考えているのかが述べられている。
多くの人は、自らのスループットを向上させたいと考えているはずだ。本書はプログラマー向けに書かれているが、すべてのプロフェッショナルを志す人にとって有益な一冊である。
Posted by ブクログ
名言・金言のオンパレード。
未経験の人が読むと少し早いかも知れないが、2,3年経験している人が読むとすごく良い本だと思う。
個人的には「ソフトウェア開発は建築というよりもガーデニング(つまりコンクリートではなく、有機的なもの)に近いのです。」という文章がなんとなく感じていた違和感を言語化してくれた最高の一文で、この文章と出会えただけで本書を読んで本当に良かったと思う。
Posted by ブクログ
達人プログラマー(第2版)
David Thomas氏, Andrew Hunt氏による、プログラマーが熟達(達人)に至るための実践的アプローチをまとめた著書です。
初版から20年経ち、内容を現在に合わせブラッシュアップし、第2版として出版されました。
非常に評判の高い本です。
【本書で学べること・考えること】
- より効率的、生産的なプログラマーになるための実践的なアプローチ
- 哲学(心構え・考え方・習慣)
- ソフトウェア開発のセオリー
- ツール
- デバッグ
- プログラミングを進め方
- 分離・継承・設定の注意点
- 並行性
- コーディング時の注意点(アルゴリズム・リファクタリング・テスト)
- プロジェクト開始前の注意点(要求・協働・アジャイル)
- プロジェクトの進め方
読んでみての感想です。
ソフトウェア開発に携わる人は、是非、一読して欲しい本です。
ソフトウェア開発全般についてベテランの知見・アドバイスを得られます。
読む人のレベルに合わせ、読むたびに気付きがありそうです。
唯一残念なのは、各項目の見出しが独特の凝った表現のため、直感的にわかりにくい点のみです。
名前は大事ですね。
Posted by ブクログ
開発者たるものさまざまなTipsが散りばめられている。色々な設計技術書などの重複があり、振り返りもできた気がする。しかし、和訳故の分かりずらい例が多々あり、そこは日本人向けに変えて欲しいところ。
Posted by ブクログ
エンジニア2年目の私にとって、腹落ちするまで理解できる内容が少なかったので1年ごとに読み返してみようと思う。振り返りの意味も込めて。
第1章〜2章までの内容は非常に参考になった。
第1章冒頭の「目の前の問題を考えるだけでなく、常にその問題をより大きなコンテキストで捉え、常にものごとの大局を見据えようとする」は今の自分にとって刺さるフレーズだった。
仕事の目的、背景、制約条件を理解することで、システムのあるべきを容易に判断できるようになる。
度々目の前の課題に一生懸命になったとき、悩んだとき、これを思い出すことが重要である。
Posted by ブクログ
特に1章の哲学が良かった。
自分が使う技術への関心は最近強くなってたので肯定された感覚を持った。なんだか嬉しい。
あとは対人コミュニケーションに関しても言及していたのが良かった。達人はコードが書けるだけでなくコミュニケーションもピカイチ。周りにいる達人と思ってる人も同様なので納得。
2章も良かった。達人が書くコードは変更が容易で、それを実現する要素が載っている。ただ方法論は少ないので、それは別書籍で補いたい。
3章以降は少々読みづらかったが、一気読みしたせいか集中力書いたのもある。逐一眺められれば。
Posted by ブクログ
第1版二読後の三読目。後半になるに従って難しいと感じる。読みたいのが、前半の抽象的な内容ということなのかもしれない。「36. あなたは完璧なソフトウェアを作ることができない」は肝に銘じてくべき言葉。
Posted by ブクログ
重厚な内容だった。
プログラム書いたりする仕事をしているが、達人にはまだまだ遠いなぁと。
後半のアジャイルな開発は「アジャイルサムライ」にも書いていたことだったのでふんふんと思いながら読みました。
バージョン管理、リファクタリング、テスト駆動開発は徐々にできつつあるのかなぁ、、、
達人プログラマーになるためには?
1.アーリーアダプター/新しい物好き
2.研究好き
3.批判的
4.現実的
5.何でも屋
あなたはどれが当てはまりますか?
→私は2,5辺りかな
自分のpcにコーヒーをぶちまけたとき、新しいpcの設定を自分の使っていたpcの設定と同じ状態にするには、どれだけ時間がかかるか
→バージョン管理をする意味がここにもある。