【感想・ネタバレ】意味という病のレビュー

あらすじ

日本のシェークスピア論のパラダイムを批判し、明晰な論理と思考の下に、新しい「マクベス」像を描く、柄谷行人の初期秀抜エッセイ「マクベス論」をはじめ、秀作『マルクスその可能性の中心』につながる、その明視力の圧倒的展開を収録。

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Posted by ブクログ

 むちゃくちゃおもしろかったんだけど、これについて語る言葉を持っていないので困る。とりあえず他の著作も読んでみようと思った。「批評」そのものを食わず嫌いしていたんだけど、これはちょっと失敗だった。まさかこんなにおもしろいなんて思いもしなかった。

 馬鹿な感想を洩らすと、知識としては知っていたけど、古井由吉が褒められている文章を読んで、なんか嬉しくなった。まったく鼻持ちならないファン意識やなぁと自分でも思う。

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2009年10月04日

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