【感想・ネタバレ】海獣・呼ぶ植物・夢の死体  初期幻視小説集のレビュー

あらすじ

痛みと不遇が憧憬を輝かせた。

二十五歳でデビュー後、十年間本は出ず、八〇年代の片隅風呂なし四畳半送金あり、痛みと希死念慮をかかえた独居の歳月。
不屈の思考と憧憬で紡いだ、幻の初期作品群。
現在から過去を振り返る書下ろし「記憶カメラ」併録。


〈収録作品〉
海獣
柘榴の底
呼ぶ植物
夢の死体
背中の穴
記憶カメラ(書下ろし)

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