あらすじ
暁月と堯佑。赤奏国を二分している抗争で暁月軍が勝利するためには、堯佑軍に所属している布元将軍を退ける必要があった。このまま真っ向勝負をしても暁月軍が勝利することはできるかもしれないが、そのために多くの血が流れることになる。それを避けたい莉杏は、布元将軍にとって堯佑が仕えるべき主君かを見極めさせるために、自らが人質になって布元将軍の良心を問うという、茉莉花や海成たちが考え出した作戦に乗ることを決意する。危険な作戦に暁月すら反対しようとするが、莉杏の「暁月に愛される皇后になるために、出来ることをやる」という決意は固く、まだ十三歳という若さでありながら敵陣の真ん中で人質として捕らわれることになってしまった。莉杏たちの作戦、そして赤奏国を二分しているこの戦争の行方は…!? なりゆきで皇后になってしまった少女の後宮恋物語、かつてないシリアスな展開と皇帝と皇后の深い絆と愛が描かれる第6巻…必読の一冊!! ※こちらは巻末に電子版のみの特典ペーパーがついている特別版となります。
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十三歳〜と茉莉花〜とそれぞれセリフなどは同じですが視点がもちろん違うので囚われていた時の恋バナの内容(かわいい♡)とか布元将軍が莉杏を逃す時の茉莉花との会話や莉杏が布元将軍を城まで連れて行く場面など…
それぞれの物語で補っていて、どちらも交互に読み返すので面白さが増します！
暁月が莉杏の弱音を吐き出させたシーンもよかったですし、海成脚本のご褒美もちゃんとやってあげる暁月が莉杏だけに甘いの本当かわいい！
りあんは「怯えた振り」をしなくとも、本当に怯えていただろう。
それでも毅然としているところなんかを布元に気づかれて、ちょっと気にかけてくれるようになったのかな、とか考えてしまう。
戦いが起こることなく、戻って来られて良かった。
海成と良い雰囲気になってしまうのかと思ったけど、嫌がらせの方向が思ってたのと違ったw
りあんはちょいちょいファン目線で物事を見るから面白い！w
よかった
何事もなく無事に帰ってきてよかった。思った以上にあっさりで拍子抜けなくらい。でも皇后だから、国の戦より後宮でのやりとりとか事件の方が大事だよね。他国での宴はどうなるのか楽しみ。
シリーズ作品レビュー
