あらすじ
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城のことはよく知らないのだけれど、ちょっと気になる。どこをどう見たら面白いのか、よくわからない。そんな、はじめて城に興味を持った人のために城の面白さや、城歩きの楽しさをお伝えするのが、この本です。
この本でも城の用語は出てきます。でも、教科書みたいに一つ一つ用語を解説してゆくわけではありません。なぜなら「城がわかるようになる=用語を覚えること」ではないからです。
まずは、面白そうだと感じることが、出発点。そうすれば、知的パズルを楽しむように、城を知ることができます。そうして実際の城を訪れてみると、城歩きとは、足を動かし、五感を総動員して楽しむ知的パズルであることが、実感できるはずです。
大切なのは、知的パズルを楽しむための、ちょっとしたコツを身につけること。そうして、城って面白いな、と思えるようになれば、知識はあとからいくらでもついてきます。
知って、歩けばさらに楽しい、日本の城の世界にご案内します。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
堅苦しくなく、フランクな語り調子で、読みやすかった。
知識を詰め込むよりも、実際に城の防御機能を体感するのが、城の楽しみ方だという考え方で、それはそれで良かったけど、基本的な用語や仕組みも、紹介してくれていたのも、良かった(石垣の積み方など)。
全体を通して、筆者が本当にお城が好きなんだという事がヒシヒシと伝わってきて、ほほえましかった。
数を競ったりするのではなく、必ずしも沼にハマらないといけないわけではなくて、自分なりに、気楽に楽しめるのが、一番だと書いてあり、自分もそう考えて城に接していきたいと思った。また、これを機に他の城本にも手を伸ばしてみようとも思った。
Posted by ブクログ
<目次>
第1章 城の盛り上がりポイントはココだ!
第2章 戦いの中で進化した日本の城
第3章 城を楽しむために知っておきたいこと
第4章 城のいろいろな楽しみ方
<内容>
城歩きの入門書だろう。専門用語もあまり使わず、歴史的にもきちんと説明をしている。具体的な「○○城を深掘り」などがない分、初心者も理解しやすいだろう。ただもう少しその辺を書いた方が、これを読んだあと、「××城に行こうか!」となるのかもしれない。銅像を一般したくて敵情視察のように読んだのだが、参考になりそうだ。