【感想・ネタバレ】10センチの空〈新装版〉のレビュー

あらすじ

夢の中で僕は空を飛んでいます。
なぜそんな夢を見るのか。
それは、僕が本当に空を飛べるから。
川原敏也は10センチの高さだけ、空を飛べる。でもそれが何の役に立つ?
大学生の敏也は自分のやりたいことが見つからず、就活にも及び腰。
ラジオ番組にその悩みを投稿したことがきっかけで、
少年時代、その能力を得たときの“友人との出会い”を記憶に甦らせる。
感動の青春ファンタジー。
※本作品は、「10センチの空」を加筆修正した新装版です。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

なぜ自分は10センチしか空をとべないのか。
それはまるで重たい帽子をかぶっているみたいだ。
この帽子が取れれば、もっと高く飛べるのではないか。

高く飛ぶために過去の記憶を辿り、過去を旅する・・・

すると分かってきた
「10センチしか飛べない」のではなく
「10センチも飛べるのだ」ということ。

なぜ自分は10センチも飛べるのだろうか。

0
2010年08月27日

Posted by ブクログ

2007/10
少しだけ空を飛べる力。
なんのため、なにがきっかけで?
過去を紐解き、将来につながって行く。

0
2013年09月14日

Posted by ブクログ

素敵な青春ファンタジー小説。この中の一部は
中学生の教科書に教材として掲載されているそうです。
自分のような人間が読むと、後悔や過去に置いてきた
「大切」なものや失ったものの大きさに、
打ちのめされそうになります。
だから今作を読む若い彼等には、そうならないように。
そして思い出しても取り返す事、取り返そうと努力する事で
現実は変わるし、壁は壊せるって事が伝わるよよいな...と。
そして...願わくば一緒に「飛べる」仲間や大切な人が
見つかりますように。

「フリー・アズ・ア・バード」を聴きながら!

0
2010年08月23日

Posted by ブクログ

初めは覇気のない僕にあまり興味が持てなかったが、ラジオへの投書からファンタジーのような物語が進んでいき、興味深くなっていった。

0
2017年06月22日

Posted by ブクログ

10センチとはいえ空を飛べるということを登場人物達が普通に受け入れている点はやや違和感があるが、爽やかな青春小説だった。

0
2010年08月25日

「SF・ファンタジー」ランキング