あらすじ
体が弱く、医師からこのままでは命に関わると宣告されてしまったマリアンヌ。自分では愛する夫ディーターを幸せにできない。ならば彼に相応しい若く健康な女性を探し出すべきでは? しかしそんな彼女の思惑はディータ-の逆鱗に触れる。「君が悪いんだ。俺から逃げようとするから。俺はとっくに君に狂っている」マリアンヌへの激しい愛と欲望をさらけ出し、すべてを妻に捧げると告げられる。愛される喜びに震えるマリアンヌに、情熱的なキスで唇を貪り、熱い楔で快楽の淵に埋めてふたりは夫婦の絆を確かめ合う。元軍人で寡黙な隻眼の辺境伯と、彼の幸せを一番に願う妻が迷いながらも掴み取る、愛のきらめき。
※こちらは単話1~5話のセット版です。重複購入にご注意ください。
感情タグBEST3
匿名
久しぶりに素晴らしいと感動する作品に出会えました!
読んでる間もハラハラドキドキ
白けたり、一瞬でも素に戻ってしまう瞬間が皆無でした。
そして、読後感は最高!!
これは何度も読み返したい素敵な愛の物語でした。
よかったねぇ
作家さん買いです。
マリアンヌと同じく重度の喘息があるので、苦しみがすごくよく分かるなぁと思いながら読みました。
ディートリッヒの気持ちも分かるし、そりゃあ切なかったろうなぁとしみじみ。
いろんな事情があって、それぞれの事情も気持ちもわかる。
最後は言葉も尽くせるようになってよかった!
老いた2人も見てみたかったけど、これはこれでよかったです。
そしてエドがとてもよかった。
暗めの話
余命宣告を受け終活を始めたヒロインと、ヒロインを愛してやまないヒーロー、でもお互いに相手の愛を知らずすれ違っている、夫婦の愛のお話でした。よく読むようなTL小説とは全く違うタイプのお話で新鮮。暗めな話なので、ヒロインの心情に引きずられて鬱々としてしまいましたが…。この作者さんのヒーローは野性味があるんですが、ディーター様も畜生!とか唸ったりとそれらしさ満載で良かったです。でも優しくて素敵。激おこでも優しい。
あと、最後のはいらないかなぁと思って読んでたらやられました…続き読みたいよう!!
いや~泣けました!
評価が良かったのと、絵が綺麗で引かれて初めての作者さん購入でしたが、とっても良かった!
しかも号泣!
最後はちょっと物足りないような…あのあとが気になる!って思いましたが、とってもいいお話。
安定の作家さん
「若き覇王は〜」を読んで面白かったのでこの作品も購入。この作品もヒーローが一途で、か弱いヒロインを全身全霊で守り抜くストーリー。ここまで病弱なヒロイン設定のTLは珍しいけど、だからこそヒーローの愛が際立っています。お気楽ハッピーストーリーを読みたい人にはおすすめではないですが、人生で大切なものは何かを考えさせらます。エンディングといい、映画のように、その場のシーンも映像が浮かんでくる安定の文章力でした。
胸が震えた
全身全霊で守ろうとするヒーローに震えました。欲望を押し込め我慢している姿にも、ヒロインを守ろうとする狼のような気高い強さにも、まさに理想のヒーロー像。
彼女をもし喪ってたら、間違いなく死んでしまうだろうと思わせる狂気も好きです。
何度も何度も読み返したい作品です。
切ない。病気な妻の余命宣告から始まるなんて、辛い未来しか思い浮かべられない。そこから、ちゃんと夫に言わず、終活とか始めてしまうから拗れるのでは。でも、元々すれ違い気味だったから、マリアンヌの気持ちもよくわかるなあと思ったり。
二人のすれ違いが少しずつなくなっていく過程も良かったです。
最後のシーンも良かったな。その後の話とか、書かれてないけど想像できるの。
大人な溺愛
ビジュアルを想像して、スゴくドラマチックなお話だなと感じました。北の極寒の地と要塞のような建物と、渓谷を走る汽車。ヒロインが病弱というどうしようもない状態にもがく二人が凄く切ない。結果的にはハッピーエンドですがそこにいくまで、丁寧にお話が進んでいて良かったです。
切ないまでの愛情
愛する妻が余命半年と知った後のヒーローの心情が切なくて何度も泣いてしまった…。先に逝く者より、残される者のほうが辛いよね。お互いが相手のことを思っているが故にすれ違ってしまう、そんな歯痒さと愛しさが堪能できました。最後は2人の子供が登場することで、2人がちゃんとまだ幸せに生きていることがわかります。本当に良かった。息子さんが主人公の物語も読んでみたいな。
期待とは
他サイト含めて作品レビューを見て購入。期待ほど感動したり泣けたりはしなかった。どこかで読んだ設定だなーと先は読める。
でも安定の文章力ですらすら飽きずに読めた。
時代背景とか土台がしっかり書かれているから読み応えはあって満足。
面白かったと思います
感動するほどではありませんが、、気になったのはディーターが、かなりな頻度で『くそ』を連発する事。もっと他に語彙がないんかい!と突っ込みをいれました。
出来るなら息子さんの番外編が欲しいですね。主人公カップルがその後どうなったかよくわからなかったので。
んー。なんか違った。
文章力は高い作家さんだなぁ、と思います。
文学っぽい。
でも、突っ込みどころ満載の印象でした。
あと、Rシーンでヒロインが「きゃう!」って言っちゃうとこは萎える。違和感。
レビューにあるほど泣けないし、切なくもなかったです。