【感想・ネタバレ】音楽の肖像のレビュー

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Posted by ブクログ

ヤマハのPR本が元と知り、納得。豪華なペア.音楽への愛情に満ち溢れている。音楽に囲まれている。欧州で楽しく豊かに過ごされた事だろう。ああ音楽って素晴らしい。

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2022年11月09日

Posted by ブクログ

どういう本か、と聞かれてもいまいち説明ができないけど、いい本だ、ということは読めばわかる。バッハは偉大。

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2022年11月06日

Posted by ブクログ

堀内誠一さんが描いた音楽家の肖像とエッセイに、谷川俊太郎さんの詩を合わせた一冊。

音楽の巨匠たちの生い立ち、家族との日常や、彼らが暮らした街、通ったカフェやお店、自然の描写を、絵とともに綴ったもの。
各章ごとに、その音楽家にちなんだ詩を、谷川俊太郎さんが読んでいる。

以下、読書メモ。

・文学者も音楽家も、よく絵を描いた時代があった。
ゲーテ、ユーゴー、メンデルスゾーン、シューマン等。
中学生のショパンは授業中に見事な肖像画を描いた。ワルシャワの夜景も描いた。

・ベートーベンはワイン好き。
ワイン醸造地を歩き回って作曲した。(ベートーベンは歩きながら作曲することで有名だった)

・展覧会の絵を作曲したムソルグスキーは独創的な才能があったのに、役所勤めをしながら作曲し、深酒が祟って40代初めで世を終えた。

・86歳まで生きたサンサーンス。4歳から演奏活動をしていた神童で、詩も絵も描き、天文学者で哲学者だった。

・バッハは青年時代から壮健。くよくよすることなく思い立ったら行動。普段の演奏も奔放で非難され続けた。子供は20人いた。

・メンデルスゾーンは幼い頃から作曲を始め、家で抱えている管弦楽団に演奏させた。
家族を愛し、シューマン、ショパンとも友情を深めた。

堀内誠一さんは、74年ごろから家族とともにパリ郊外に移り住み、ヨーロッパ各地を旅した。ヤマハの楽器店やピアノ教室などで配られるPR誌、「ピアノの本」の表紙を描くようになり、ピアノを絵の中に入れて欲しいとリクエストがあってから、作曲家シリーズが始まる。最初は渋々だったようだが、途中から面白くなったようでエッセイの連載も始めたと言う。(そのため、絵だけの章もあります)

カラフルな挿絵がとても綺麗でおしゃれです。
小難しい音楽の解釈もないので、専門的な知識がなくても、誰でもすんなり読める。
28人の音楽家のことが描かれているけど、私も詳しいわけではないので、知らない人も何人かいた。

リストやラヴェル、ドビュッシー、サンサーンスもいつか弾いてみたいけど、初心者の私に弾ける曲なんて有るのだろうか・・・。

作曲家のことや、その曲が作られた背景を知ると、弾くときの感情も変わってきそうだな。
がんばろ!

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2021年10月06日

Posted by ブクログ

堀内誠一が作曲家について語り描く。谷川俊太郎が作曲家に詩を書く。なんと贅沢な本。
お二人は同い年で東京生まれというのも同じたった。

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2020年12月09日

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