【感想・ネタバレ】感染宣告 エイズウィルスに人生を変えられた人々の物語のレビュー

あらすじ

感染を告げられたとき、妻は? 家族は? 恋人は? HIVという幻に翻弄される人々の絶望と希望。衝撃のノンフィクション! ――エイズが「死の病」ではなくなった現在も、日本人HIV感染者の大半は、人生を大きく狂わされ絶望のなかを生きている。恋愛、結婚、出産、家族関係……、決して語られることのない生と性の現実とは? 世界の奈落を追った気鋭の作家が、100名以上の感染者と家族に取材を敢行し世に問う、衝撃と感動のノンフィクション。
「エイズは男女にとって一番大切なところに忍び込み、彼らを極限の状態にまで追いつめます。弱さや醜さや高慢さといった負の内面をむき出しにし、人間性を試してくるのです。(中略)こんな底意地の悪い病気はありません。試された人間がボロボロになっていくのを眺めているのですから」(エイズ患者の妻)<本文より>

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

パートナーがHIVだったら…その子どもを産めるのか?
様々なパターンのカップルの、始まりから経緯、結末まで、なるほど、そのような悩みが出てくるのか、と思った。
夫はHIV陽性なのに、妻には30年間教えなかった…
産まれたこどもが陽性かどうかは18ヶ月後までわからない…
なんとも壮絶な話が多かった。
同様の状況の方には参考になるかも。

0
2019年10月29日

「小説」ランキング