【感想・ネタバレ】家族のトリセツのレビュー

あらすじ

家族問題の9割は脳が原因!?「ケンカが絶えない」「欠点が目につく」「居場所がない」……。親子関係から兄弟、夫婦関係まで、イライラやすれ違いの具体例を挙げながら、そのメカニズムをわかりやすく解説。なぜ最も身近にいるのに理解できないのか、なぜぶつかり合ってしまうのか。自身の経験を交えながら「脳の個性」を理解し、家族という他人とうまく付き合うための実践的方法を綴った決定版!
家族問題の9割は脳が原因!?「ケンカが絶えない」「欠点が目につく」「居場所がない」……。親子関係から兄弟、夫婦関係まで、イライラやすれ違いの具体例を挙げながら、そのメカニズムをわかりやすく解説。なぜ最も身近にいるのに理解できないのか、なぜぶつかり合ってしまうのか。自身の経験を交えながら「脳の個性」を理解し、家族という他人とうまく付き合うための実践的方法を綴った決定版!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

筆者の家族論には正直、賛成しかねる部分が多い。主張を裏付ける事例のほとんどが筆者の家族や友人などの経験談でその前提条件が違いすぎてモヤモヤが募る。

ただ、家族にとって最も重要なことは「心理的安全性」を醸成することであること(本書の中では「甘やかしのススメ」として紹介)は僕も同じ考えだ。

例えば、家族の誰かが失敗したり、能力不足などの課題や問題について話さなきゃいけない時、つい「5W1H」でその原因や能力獲得までの道筋を明らかにして計画立てたりしたくなる。

でも筆者はそこで「ちょっと待って!」と忠告する。対話には「心の対話」と「問題解決の対話」の2種類があり、家族の対話は(特に「心理的安全性」を重視するなら)「心の対話」から始めなくてはならないと。

「なぜやらないの?」「どうしてできないの?」「何度言ったらわかるの(なぜこちらの忠告を無視するの)?」と相手の真意や怠惰、能力不足を問い質したくなるところをグッと飲み込んで、「○○できてないようだけど何かあったの?」と「外因/環境因子」を一緒に明らかにしていくスタンスを示そう、と提案する。英語で言えば、「Why you don't…」でなく「What's happened?」「What's the matter?」になる。問題が起きた状況を一緒に想像して相手に「共感」することでまず相手の中の「安心感」という余白を生もう、という狙いだ。

さらにその前に「話の呼び水」があるとBetterとのこと。具体的には「相手の変化に気づいて、褒めたり、気遣ったり、ねぎらう、感謝する」「自分に起こった出来事を話す」「こちらから相談する」といった話で切り出せ!というのだ。

同居している家族と課題について話したい時にどんだけ気を遣ってどんだけ準備するの?という投げ出したくもなるが、このif-then Planningが機能するよう何度もチャレンジしてみたいと思う。

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2022年04月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

家族は甘やかせ。なんて素敵なんだろう。涙が出てくる。夫の何してたが堪える話は、そうか、そんな向こうにとっては大したことのないことで私は相当にやられてたんだと泣けてきた。
星は、なんとなく何匹目かの泥鰌感があるので

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2021年03月16日

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