【感想・ネタバレ】恐怖箱 心霊外科のレビュー

あらすじ

半分死んでる。霊に精神を喰われて――(「なれはて」より)

精神と肉を蝕む怪。霊障による病気と怪我。
そして命の最後の砦、病院の怖い話!

実話怪談ハンターたちがあるテーマのもとに各々取材してきた話を持ち寄る恐怖箱アンソロジー。
今回のお題は「病気・怪我・病院」。
呪いや霊障が原因と思われる人体の不調から、誰しもいつかはお世話になる「病院」での怪異譚が大集結。
・患者を治療後、掌が黒くなる整体師。押し入れの甕に治療代を入れると白くなって…「甕貯金」
・娘が自殺し空き家になった隣家。そこに忍び込んで撮影すると体の不調が良くなるというのだが…「かれらのこと」
・昭和の頃に婦長が自殺した病院、30年後廃病院と化したそこで戦慄の事態が…「ナースキャップ」
他、肉体と精神を攻撃する得体の知れない恐怖35篇!

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Posted by ブクログ

短い話が多いが
場所柄をかんがえてもリアルなものが多く収められている。
昔身内が入院し、付き添ったとき、院内のあまりの明るさに怪異的な怖さは、意外となかったがあの歩き回るナースたちの何人かがこの世のものでない可能性もある。
今の世界しか知らないけれど他にもきっとありそうだ。きちんと生が終わってから行きたい場所ではある。

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2021年01月25日

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