あらすじ
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筑附小国語教師が説く「小学生は本で育つ」。
読書指導の研究に力を入れている
筑波大学附属小学校現役国語教師が、
「小学生は本で育つ」ということを、あますことなく語る。
これまでの指導経験から、
「読書には人そのものを変える力がある」と確信した著者は、
子どもが、自ら「読書好き」になっていく、
さまざまな方法を提案している。
また読書の魅力である
「語彙が豊かになる」「知識が得られる」「心が穏やかになる」
「表現力が高まる」「読解力がつく」「人間性を高められる」
「物語を楽しめる」「集中力がつく」「感受性が高まる」
などを、実例をあげて解説。
我が子によい読書習慣を身につけてほしいと
願う親にとっては、本書は必読の書となった。
巻末には特別付録として
ブックガイド「小学生なら読んでおきたい理想の本棚246冊」
を収録。
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Posted by ブクログ
現役の小学校国語教師が書いた読書のすすめ。
本書のポイント
・中高生になってスマホやSNSの魅力に取り憑かれた人も、小学校で楽しさを知っていれば戻って来る。だから、小学校の間に本を読む魅力を知ってもらいたい
→スマホ・SNSやその他も、中高生に大きな影響を与えるのは他者交流と思う。読書が他者交流を行うには、ブックトークや感想を話し合うような機会が大事と感じた。(面白かったジャンプのマンガを友達と話すので、毎週ジャンプを読むようなもの)
・親の役割は「本との出会いを経験させること」
→知らない本は読めない。アルゴリズムで選書しても本にハマる打率は2-3割なので、とにかく触れる機会を作ることが大事
・スキマ読みで、移動時間や待ち時間を活用した短時間の読書を進めると、時間がなくても読める
→リーディング・ワークショップにあった、ブックフォルダを作って持ち歩くのが良いと思った
・アニマシオンというスペイン発祥の読書に関するゲームが存在する
→アクティブに本の振り返りが出来るので、子どもとのコミュニケーションを取りながらの活動として向いている