あらすじ
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筑附小国語教師が説く「小学生は本で育つ」。
読書指導の研究に力を入れている
筑波大学附属小学校現役国語教師が、
「小学生は本で育つ」ということを、あますことなく語る。
これまでの指導経験から、
「読書には人そのものを変える力がある」と確信した著者は、
子どもが、自ら「読書好き」になっていく、
さまざまな方法を提案している。
また読書の魅力である
「語彙が豊かになる」「知識が得られる」「心が穏やかになる」
「表現力が高まる」「読解力がつく」「人間性を高められる」
「物語を楽しめる」「集中力がつく」「感受性が高まる」
などを、実例をあげて解説。
我が子によい読書習慣を身につけてほしいと
願う親にとっては、本書は必読の書となった。
巻末には特別付録として
ブックガイド「小学生なら読んでおきたい理想の本棚246冊」
を収録。
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Posted by ブクログ
面白かった、読書がどう子供にいい影響を与えるかたくさん書いてあった
よく見るような内容もあったけど、これはいいなーっていうのも!
読書はがきをかいてお友達と交換するのたのしそうだな!
Posted by ブクログ
自分は読書好きじゃないので、どうしたものかと思って読んだところ、参考書はとても好きだったことを思い出しました。
本にもいろんな好きがあっていいんだと思いました。
読み聞かせのスタンスなどが学べてるので、読み聞かせしてあげたいなと思っている人は、読んでみても良いと思います。
Posted by ブクログ
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筑波大学附属小学校の国語教諭の方が書いた本なんだけど、私は散々進路悩んだ挙句、理系的な分野に進んだけど、今の職業に就きたいと思ったきっかけのひとつが小学生の時の国語の教科書に出てきた沖縄の瓦職人の話と高校の現代文で芦原義信さんの都市計画の話を読んだのがきっかけだったから、ほんとに国語ってオールジャンルを包括してる一番重要な科目だなと感じる。
読書は、一見すると孤独な作業のように映るかもしれません。しかし、読書をする 人の心のなかは孤独とはまったく無縁です。主人公とともに世界を駆け巡り、気持ち ったりと寄り添わせ、楽しくなったり、悲しくなったり自由自在に感 るのです。本のなかの一文に感銘を受け、救われたという気持ちにな てあります。 人間や社会がもつ多様性を読書によって感じ、さまざまな出来事にしなやかに対応 できるようにもなるでしょう。
つらさで思い悩んでいるとき、人は自分が直面しているのと同じような境遇が描か れた物語を求めます。つらい状況が書かれている本を読み、それに共感を抱き、「つ らいのは決して自分だけではないんだ」と言い聞かせて困難を乗り越えようとするの です。
本のなかには、「正義感の強い人物」「正直な人物」「優しい人物」「勇気のあ 「知恵がある人物」などが登場します。これらの人物に共感を抱き、憧れ、「自分もあ あなりたい」と願ううちに、理想の人物像を心のなかに描いていきます。そしてその イメージが、子どもたちが自己を形成する上での道しるべとなるのです。
兄弟姉妹間で違いがあるのは、むしろ歓迎すべきです。 読み聞かせをする際にも、ジャンルの違う本を読ませてあげることができるので、 それぞれの幅を広げてあげるきっかけにもなります。 我が家の場合、3人の娘たちがいますが、年齢の違いもあり、好きなジャンルも違 っています。私の長女はおもに小説、次女はおもに図鑑、三女は絵本が好きです。
Posted by ブクログ
子どもに本を薦める立場として、とても参考になった。時々読み返したい。ただ本を読めというのではなく、親や大人もそこに寄り添っていかなければならない。
Posted by ブクログ
なぜ子供を読書好きにするべきなのかを明確に書いてくれているのはもちろんのこと、
心理学を引かれながら育児論も書かれているのでそちらも大変参考になった。
また著者が関わった生徒が本によってどのように変化していったかの実例もわかりやすくて参考になった。
最後のブックリストは保存版なぐらいよかった。
Posted by ブクログ
読書のメリットを知っているからこそ、子ども達にも読書を好きになって欲しいと思う。
ついつい『ちゃんと読んでる?』と聞きたくなってしまうが、そこはグッとこらえて『どんな人が出てくるの?』『どの場面が面白かった?』に質問を変えてみようと思います。
子どもが本を好きになるのは本人にとってはもちろんのこと、親にとっても良いことが沢山。
思春期になって会話が少なくなっても子どもが読む本を通して心を繋げていければ少しはコミュニケーション取りやすくなるかな。
Posted by ブクログ
「ちゃんと読んだの?」や、「もっと高学年向けの本を読んでみたら?」など、子供に対して言ってしまった言葉が、NGワードとして紹介され、私は反省しました。子供との読書に向き合う姿勢について、改めて気付かされました。毎日読み聞かせをする時間がなくても、工夫してできる範囲で続けていこうと思います。
Posted by ブクログ
0歳の娘の教育のために読みました。
子供に読書を強要すること、本をしつけに利用することは、どちらも良かれと思ってしてしまいそうなので気をつけたいです。
読み聞かせる時間がない時は、逆に子供に読んでもらってコミュニケーションをはかるというやり方は新鮮でした。是非子育ての参考にしたいです。
Posted by ブクログ
興味の中心軸をずらさずに、少しずつ幅を広げる手助けをするのが親などに役目。変えるのは少しずつ。子どもに対してだけでなく、自分の幅を広げるのにも役立つ。
Posted by ブクログ
筑波大学附属小学校の国語教師が
読書の有用性
子どもの読書習慣をいかに育てていくか
家庭向けに書かれた本
非常に読みやすい。
また、読書の有用性についてが、実例を元に数多く書かれている。
ベースになっているのは松岡享子さんの著書だと思われるが
読んでおいて損はしない。
巻末のブックリストも、かなり参考になる。
Posted by ブクログ
現役の小学校国語教師が書いた読書のすすめ。
本書のポイント
・中高生になってスマホやSNSの魅力に取り憑かれた人も、小学校で楽しさを知っていれば戻って来る。だから、小学校の間に本を読む魅力を知ってもらいたい
→スマホ・SNSやその他も、中高生に大きな影響を与えるのは他者交流と思う。読書が他者交流を行うには、ブックトークや感想を話し合うような機会が大事と感じた。(面白かったジャンプのマンガを友達と話すので、毎週ジャンプを読むようなもの)
・親の役割は「本との出会いを経験させること」
→知らない本は読めない。アルゴリズムで選書しても本にハマる打率は2-3割なので、とにかく触れる機会を作ることが大事
・スキマ読みで、移動時間や待ち時間を活用した短時間の読書を進めると、時間がなくても読める
→リーディング・ワークショップにあった、ブックフォルダを作って持ち歩くのが良いと思った
・アニマシオンというスペイン発祥の読書に関するゲームが存在する
→アクティブに本の振り返りが出来るので、子どもとのコミュニケーションを取りながらの活動として向いている
Posted by ブクログ
読書習慣を子供につけさせることの大切さを再確認できる。ざっと読める本
幼児は読み聞かせ 本棚等環境をととのえる
低学年は好きな本を読ませる
中学年は好きな本から幅を広げる
高学年は読書から離れないようにさせる