あらすじ
祖母との記憶を取り戻し、平穏な高校生活を送る八重子に新たなトラブルが降りかかる。どうやら学校や商店街の人々から何か大切な記憶が失われているようなのだ。
自分以外の皆に何かが起きている!?
不安にかられる八重子のもとに白狐の二紫名が再び現れる。
なにやら鈴ノ守神社の神様、縁さまから町で起きている怪異について相談があるようで──。
八重子が新たに繋ぐ大切な約束──。
それは悠久の彼方に忘れられた優しい約束。
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Posted by ブクログ
能登が舞台だから…という情報を得て読んでみた。本書は第2作目らしい。
内容はなかなか面白い。神様とお話ができる女の子が主人公。その神様は、鈴ノ守神社に住んでいる。そこに住んでいるキツネや狛犬とも話ができる。天狗も出てくる。みんないい人。
いも菓子,波の花,能登牛,能登牡蠣,禄剛崎,とり野菜味噌などが話の中に出てくるが,取り立てて珠洲市を扱っている感じではない。方言も,忘れた頃にときどき出てくる程度。これはもっと南で使われているだろうという言葉もあったり…。恋路にある神社も出てくる。ここを知っているなんてたいしたもんだ。坂の上にあるから知らない人が多いんじゃないかな。
第1作目も読んでみようかな。