【感想・ネタバレ】遊部(上)のレビュー

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Posted by ブクログ

織田信長によって正倉院の秘宝の香木蘭奢待が持ち去られる。東大寺の薬師院院主実祐は、古代より正倉院を守ってきた呪術集団遊部にその奪還を命じる。遊部のスガル、オト、ハエン、お国を始め、松永久秀、その家臣村上新左衛門、明智光秀、堺の豪商で茶の宗主の宗久、誠仁親王、前の関白九条種通、美濃斎藤家家臣の娘お通、信長の嫡男信忠たちが、互いに絡み合って物語を編み上げていく。息が詰まりそうな通奏低音として物語を支配するのは、信長の苛烈さ、酷薄さである。たった一人の男によって、世の中はかくも左右されるものなのであろうか。恐ろしい。

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2019年10月07日

Posted by ブクログ

堺が題材の本を集めていたらこの本に出会いました。ほんとに近所の地名とか出てくるので臨場感抜群。ああ、ここで昔こんなことがあったのかと...( = =) トオイメをして読んでます。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

蘭奢待を手に入れようとする津田宗及の執念深さや憧憬が、脇役ながらもこころ打たれました。戦国時代でありながら、天平の香りを楽しめた。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

まずい、つい下巻まで一気読みしたので、上巻の感想が書けない。時代小説あまり読まないけど、そのくらい面白かったという事。信長に振り回された上巻。描かれ方が両極よね。

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2023年01月21日

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