あらすじ
「ならず者18号」に科せられた刑罰としての旅。道に迷った「奇跡の犬」の壮大な冒険。生涯、孤高の旅人として生きた伝説の「試食の人」――。ユーモアとサービス精神に溢れた旅を巡る48のショートショート集。単行本未収録作品のほか、本文イラスト・長崎訓子の描きおろしストーリーや、いしいしんじの特別寄稿も収録。
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Posted by ブクログ
短編集で1話分がすべて4ページ(うち1ページはイラスト)。
読むことに負担がないので言ったら悪いけどすごく軽い気持ちで読める。空想上の話が多くて、理解に及ばない内容もあったけど旅の奥深さを知れる。
唯一付箋貼ったのが『 究極の選択』。
水が尽きて死にそうな少年の前に現れた4種の動物を連れた老人。1頭だけどれを度の友にするか問われ、少年が牛と答える。老人は『 牛を選んだそなたは、何事も緻密で計算する現実主義者じゃ…』と動物占いのように答える。少年は生まれて初めて舌打ちをして、人も動物もあてにならない、自分だけが頼りと気づき不思議なエネルギーを感じる。
Posted by ブクログ
2500年、宇宙の旅 が面白かった。富さん。絵が可愛かった。
中学生新聞に載っていたということで、とても読みやすい。文章の長さも均一で読みやすい。
森絵都さんの他の小説も読んでみたくなった。
巻末のエッセイじゃないけど、わたしもあんまり旅は好きじゃないんじゃないかなぁ
どこかに行ってお金を使うよりも、日常でちょっといいことにお金を使いたい。沖縄とかリゾート地は別。