【感想・ネタバレ】旅ごころはリュートに乗ってのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2021年02月25日

星野さんの著作はハズレがない。今作、途中の章はYouTube再生可能な環境で実際にCantigaを聴きながら(ありがたいことに細密画も再生される!)読み進めた。聴くと洋画のBGMで聴いたことがあるような?と感じるものが多いことに気が付く。キリスト教徒の方たちにはある程度親しまれているものなのだろうか...続きを読む、と思いを馳せる。そこから禁教下の日本の信徒の心情まで、後半は辛くもグッとくる。
楽器からここまで広がる(掘っていける)のが素晴らしい。「みんな彗星を見ていた」とセットで読み返したい一冊。

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Posted by ブクログ 2020年12月08日

まだ途中ですが。
エッセイはこの人、っていうほど全部読んでるし、他の人はあまり読まない。
音楽と西洋と歴史と。ちょっと現実逃避できる楽しい内容。著者は日本人の西洋かぶれみたいなものに非常に手厳しいけれど、対極にあるものって憧れるものなのだ。特に小学校の音楽室の音楽家のポスターやクラシック音楽重視とい...続きを読むう音楽教育への批判があるが、ああいう教育があったから、多くの日本人が広く音楽を知り、楽しめることができると思う。最近は音楽の授業に和楽器もよく導入されるし、部活動でお琴なんていうのも結構アリなのに。
各章のタイトルが曲の題名なので、すぐに検索して音楽も楽しめる。
ありがとう、YouTube。

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Posted by ブクログ 2022年01月06日

私が留学時代に感じていたことと全く同じことを文章にしていて、一気にお気に入りの先生になった星野博美さん。

好きなことを好き、というのは意外と難しいのだが、星野さんはそれを簡単(そうに)やってのけるのも非常に心地よい。

ただ、本書はテーマが少しマニアック過ぎて、ちょっとついていくのが難しかった。
...続きを読む
次は『コンニャク屋漂流記』かな。

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