【感想・ネタバレ】アレックスと私のレビュー

あらすじ

人と動物は、音声を用いて会話できるのか? はるかな目標を掲げた研究者と一羽の天才ヨウムが過ごした、長くて短い30年の物語。解説/鈴木俊貴

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Posted by ブクログ

ネタバレ

鳥好きだけでなく動物好きな人や動物と喋れたらな...と考えたことが少しでもある人にぜひ読んで欲しい
アレックスと教授の研究が無ければ今でもきっと鳥類全体の研究はここまで進んでいないだろうし、鳥は頭が悪いという評価のままだったと思う。
その常識を覆すために感情を隠して研究を続けてくれた教授には感謝しかない

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2025年04月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

オウムにどのくらいの知性があるのか?の研究に生涯を捧げてきたアメリカの研究者による著作.
アレックスと名付けたヨウムと行なった研究により,ヨウムには5歳児程度の知能(ただしコミュニケーション能力は2歳児程度)があることが明らかになる.脳みその大きさは胡桃大なのに?脳に大脳皮質も無いように見えるのに?
アメリカの研究者の厳しい環境については話には聞いているが,恐るべき競争社会だ.アレックスとテレビにも出演し,日本であればどっかの私学がホイホイとポストを用意してくれそうなものだが・・・
アレックス(や他のヨウム)との心温まるエピソードが綴られ,思わず吹き出してしまうエピソードも多いが,作者の研究に賭ける熱意には脱帽する.実はアレックスが死んだ場面からこの本は始まるのだが,その後,他のヨウムを使ってプロジェクトは今も進んでいるのだろうか?

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2020年12月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

水車小屋のネネからの、関連本。アレックス、賢い。鳥ごとの性格も面白い。著者の方は、だいぶイレギュラーなキャリアなんだな。

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2024年10月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

書き出しの一章は主に著者の苦労が語られるが、おもしろかったのはやはり二章以降の研究パート。動物心理系の本を読んでいると、「算数のできる馬のハンス」だけでなく「手話のできるゴリラのココ」に関しても、研究者の恣意的な読み取りという問題があることが知れる。アレックスに関しても、実験の意に沿わない結果をアレックスの「おふざけ」として処理している傾向があり、首をかしげるところもあった(もちろんこの本はお堅い論文ではないので、実際は追試が可能な形で有意に検証されているのかもしれないが)。
その点を差し引いても、アレックスが他者との「約束ごと」である言語を扱えていたことは間違いがないし、独自の合成語「バネリー」(バナナ+チェリー=アップル)のエピソードなどは特におもしろかった。

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2024年05月15日

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