無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2021年11月06日
学界の偏見と定説に挑む、女性研究者の奮闘。頼りの相棒は、一羽のヨウム……面白くない訳がない。しかもノンフィクション。
与えられた課題を楽々こなす姿に、しだいにアレックスの想像を超える知性が明らかに。想定を次々に覆される著者の驚きと発見を追体験できます。そうして愛した仲間との、別れの耐えがたい悲しみも...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月27日
発達心理学、認知心理学、動物行動学、様々な視点から読めるお話で大変面白かった。また、他の側面では、女性研究者の生きていく難しさにも触れるし、もちろんヨウムの愛らしさ、賢さなども知れて、とにかく面白いの一言。
人間至上主義の概念をとにかく否定し続け、あらゆる動物たちの可能性について考えさせられるとても...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月06日
鳥類のコミュニケーショ能力と認知を研究するアイリーンと、天才と呼ばれたヨウム、アレックスの実話。
アレックスの話というよりは、アイリーンの研究と研究人生がメインだったけれど、アイリーンの人生で、アレックスとの出会いがそれほど大きかったということでしょう。
アレックスは天才と言われていたけれど、果た...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月13日
鳥は家族(飼い主さん)の会話を聞いて
自然と言葉を覚えるんだろうなぁって思ってたけど
一体どんなプロセスを経てるんだろう…
ってすごく興味があった。
あとは…鳥の中でもヨウムが特に大好きだったから。
ヨウムって…知ってる人どれくらいいるかな。
グレーの羽に紅色...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月15日
アレックスに関しては、生前から動画などを見ていたので、その能力の高さには驚かなかった。
というか、動物を飼っている(という言い方も非常に不遜で嫌いだが)人は誰でも、彼らには我々同様感情があり、思考し、経験を蓄積して応用していることを知っているが、科学では「だってそう感じるもん」ということは許されず、...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月18日
「動物の知能や認知力は低い」という考えに対する、一人+一羽のバディの挑戦
会話ができるヨウム(鳥)として有名になり、日本でもTV番組「どうぶつ奇想天外!」等で知られたアレックスと、動物の認知力の研究者である著者。当時の「動物の知能や認知力は低い」と考える科学界の権威に対する、一人と一羽のバディによ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月19日
オウムの一種のヨウムを使って、鳥の理解力を研究した著者の記録。日本でもよくきかれるが、研究職の女性の苦労は米国でもあるらしい。その上、ヨウムを使った研究が学問的になかなか認めてもらえないというハンディもあったようだ。鳥頭とバカにされるが、なかなか驚きの能力だということがわかってきた。読み物としても面...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月17日
女性科学者への風当たりが強い時代に、数々の困難も乗り越え
「5歳児の知能を持つ」と称されたヨウムのアレックスとの研究に没頭した日々の記録です。
「オウムはただ人間の言葉を真似ているオートマトンに過ぎない」
という通説を覆し、ヨウムは感情や思考に基づいて喋り、
色や数量といった概念を理解する知能が備わ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月12日
”本の雑誌”年間ランキングから。帯の推薦文も含め、期待値はかなり高いところからのスタート。最初に死んだところから入るという結構で、その衝撃の大きさが、まずは印象に残る。でも、まあ当然なんだけど、基本的にはワウムの潜在能力を詳らかにするこをと目した学究論文。それを一般に向けて起こし直したもの。もっと物...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。