【感想・ネタバレ】【全1-6セット】買われた花嫁の溺愛結婚事情【イラスト付】のレビュー

佐倉紫 / ことね壱花

「初夜に眠りこけるとはいい度胸だ」伯爵令嬢のミレイユは、父親の借金返済のため、美容総合商社の経営者テオドールに身売り同然で結婚することに。高慢な令嬢と誤解され、冷たく押し倒されたミレイユは、初めての快感に溺れ、執拗な愛撫で純潔を散らされてしまう。ミレイユがテオドールの事業を手伝い、新作ドレスに得意な刺繍を施すと、その美麗な刺繍は多くの令嬢から高い評価を受け大評判となった。前向きなミレイユを見る眼差しが優しくなったテオドールだったが、ある日、ミレイユは彼の秘密を知ってしまい！？貴族嫌いの資産家テオドールと健気な令嬢の溺愛ラブロマンス

※こちらは単話1～6話のセット版です。重複購入にご注意ください。

[サマ · ★★★☆☆]

ヒーローの軌道修正が素晴らしい

貴族にも商売の幅を広げたいヒーローと借金を肩代わりして貰いたいヒロインの利害の一致。よくあるストーリーです。
ヒロインが金遣いが荒いとの噂を信じていたヒーローは最初はヒロインに素っ気なかったりもしましたが、勘違いと分かるとすぐに謝り軌道修正。素晴らしいです。その後も両片思いなので終始甘い感じが漂っていました。本当に分かってないのはお互いだけという感じです。ヒロインの我慢強い性格も好感が持てました。