【感想・ネタバレ】日本を創った12人のレビュー

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Posted by ブクログ

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ちょっと暇だなと言う時につい手にとって何度も読んでる本。

日本人の特徴的な国民性を創った12人の紹介で、例えば神仏習合のような世界でもレアな宗教観は聖徳太子が作ったもので日本人が各国の文化のいいとこ取りをうまくしながら発展してきた柔軟性の基盤になっている…とか、維新後に大久保利通がドイツから取り入れた官僚制が現在の官僚至上主義を作ったとか。

日本人のルーツはそんなところから!という発見が面白い

1人数十ページなのでパラパラと読んで楽しめます。

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2020年09月30日

Posted by ブクログ

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日本の独特の風土・社会を根付かせてきた12人の人物について、各々、現代の自分たちにとってどのような影響を及ぼしているのか?堺屋太一の視点で鋭く興味深く書かれている。単一民族で最近ではクールジャパンなどともてはやされている日本であるが、少し前までは「自分の国に自信を持てない日本人」という風潮もあったように記憶している。堺屋の指摘は、これら12人の及ぼした営業を業績として紹介し評価するだけでなく、現在の日本人が乗り越えて行かなければならない社会変動の中に置かれていることにも言及されている。
特に印象に残ったのは、聖徳太子と渋沢栄一、マッカーサーかな?

堺屋太一の視点はどうしてこのような見方ができるのだろうと、毎回思い知らされる。良著。何度も読み返したい一冊

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2013年11月04日

Posted by ブクログ

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【登場人物】
 聖徳太子
 光源氏
 源頼朝
 織田信長
 石田三成
 徳川家康
 石田梅岩
 大久保利通
 渋沢栄一
 マッカーサー
 池田勇人
 松下幸之助

上記12人を選出した訳は買ってからのお楽しみ・・・

ちょっこと紹介すると、

~聖徳太子~

世界で類を見ない、「ええとこどり」の精神で『神・仏・儒習合思想の発案』により、宗教戦争とは無縁の日本文化の礎を築いた偉大なる思想家。

だそうです。

だから我々日本人は、

安産祈願に神社へお参りし、教会で結婚式を挙げ、お盆やクリスマスパーティーを楽しみ、最後は仏式で葬式。


他の11人についても同様に、あまり知られていない「顔」を垣間見せてくれた日本人必読の書!かも知れません。

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2011年04月07日

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