あらすじ
価値観が大きく変わる時代、つぎのような力が必要になります。「古くならない“真の教養”で生き方の芯を太くする力」、「折れない心と体をつくりキープする力」「変化に適応する力」そのためには、ニュースやSNSよりも読書が最適です。ではどう読めばいいのか?齋藤先生が名著37冊を題材にくわしく紹介します。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
コロナ禍の真っ只中に書かれたであろう一冊
です。
たとえこんな先の見えない状態であっても教
養を深めなさい、と齋藤氏は言います。
先人たちも同様に時代の波にもがき苦しんで
いたのです。その中から人間らしく生きる道
を探ってきたのです。
自分一人で闘うのはツライです。しかし偉大
な先人もみんな闘っているのだということを
読書を通じて学ぶことができます。一人では
ないと実感できます。すると力が出てきます。
推進力を得ることができます。知的刺激を推
進力にして生きてくと、見える景色が変わっ
てきます。
冒頭にガンジーの言葉が引用されています。
「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きる
ように学べ」
前に進むことに勇気を与えてくれる一冊です。
Posted by ブクログ
色々な分野の本を、ちょこっとづつ楽しめる本。自分では興味を持たない本の内容を覗き見出来る。さらに筆者の感想も書いてあるので、実際に自分が読んだ事ある本の感想の部分で「あそこはそう言う意味で読み取れるんだ。」と言う発見もあり、面白かった。またこう言う紹介本を読もうと思う。
Posted by ブクログ
齋藤孝先生の「読書する人だけがたどり着ける場所」を読んで読書へのモチベーションが上がった。せっかくなので似たような本書を選んで読んでみた。様々な本が紹介されており、それぞれに対する齋藤孝先生の解説が丁寧に記述されている。難しそうな本も多くあったが、挑戦したくなるような紹介の仕方だった。
Posted by ブクログ
教養や自己啓発的な目的別に、名著のエッセンスをまとめて紹介する新書。
本書目次の目的をもとに、要約と解説から学びを得てから、興味があれば出典にあたるという使い方ができるのがポイントと感じた。
何のために本を読むのか?というテーマでの考察をする本というより、上記の通り目的別のおすすめ本を紹介してもらう内容なので、目次をチェックするのが良い。
本書で得た知識は、出典の書籍で内容が保証されたものであり、サクッと読めて普遍的な学びを得られる点で良かった。
わからないことを楽しむ力にて、
わからないということにビビらない。20ページに1つぐらいわかる言葉があればラッキーという勢いで読んでもいい!
という言葉があって、齋藤先生レベルでもそうなのかと勇気づけられた。
Posted by ブクログ
教養を深める名著37冊を紹介・解説した本。
37冊の名著を通して、本を読むことで得られるものを教えてくれます。
本を読んで思ったことや考え方ことが、自分の大きな財産になります。
Posted by ブクログ
タイトルに関する齋藤先生の説だけで成り立っている本ではなく、いくつかの目的が提示されて、その目的に沿った本がお勧めされている、というもの。
斎藤先生のお勧めポイントや解説にすべて納得というわけではないのだけれども、やはり自分の嗜好では手に取らないだろうなあという本が紹介されているので、読んでみようかなあという気にはさせられる。私も「教養の森」を豊かにしていこうと思う。
Posted by ブクログ
読書によって得られるモチベーションや生きていく上での知恵について具体的な作品毎に説明された本。読んだ事のある本は、なるほどそんな読書効果があったかもしれないと気づかされ、色んな作品を読みたくなった。とても読みやすいが、題名を期待して読むとあっさりしすぎの様に感じるかも。