【感想・ネタバレ】大江戸仙花暦のレビュー

あらすじ

美人芸者と中年男の時空を超えた夏の恋――男には、現在と160年前の過去の世界との間を自由に往復できる、不思議な能力があった……。中年の科学評論家・速見洋介がこの特殊な能力を使い、時空を飛び超え、文政期の江戸に舞い下りた。迎えるは、美人芸者・いな吉。手習い見学に火事見物……、二人は江戸を満喫する。好評の「大江戸シリーズ」。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

「東京には東京の良さがあり、江戸には江戸にしかない良さがある」石川英輔さんの大江戸SFシリーズ第6巻「大江戸仙花暦」、1999.12刊行、2002.12文庫化です。中秋の名月は陰暦八月の満月。江戸の人たちは、満月を楽しむと共にいろんな月を楽しんでいました。二十六夜待ち、細くなって早朝に東の空から昇って来る月、あと3、4日で晦日(みそか)碗を上向きにしたような形、受け月というそうです。日本の歴史上空前の芸能ブームだった文化文政期、二十六夜待ちの楽しみ、風流に感じます!私も早朝ウォーキング、逆三日月好きですw

0
2018年05月07日

「SF・ファンタジー」ランキング