【感想・ネタバレ】神訳 古事記のレビュー

あらすじ

『古事記』に登場する神さまは、人間以上に、人間らしい。人間以上に、人間臭い。泣きたいときに泣いて、怒りたいときに怒って、喜ぶときは全身いっぱいに喜びを表現し、感動するときは人間と同じように涙する。「『古事記』って、こんなに面白かったんだ」――心からそう思える最強の“古事記新訳”、ここに誕生!

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Posted by ブクログ

昨年、出雲大社や美保神社にお参りし、岩見神楽で「国譲り」や「ヤマタノオロチ」をテーマにした神楽を見せてもらい、神話を知っていたらもっともっと楽しめただろうなと思いました。
事前に古事記にチャレンジしたのですが、神様の名前が長いのと多いので断念してしまったタイプです。
何度も断念した古事記が、この本ではすらすらと読めました。

荒川祐二さんの大人気のブログ「て、いうか神さまって何?」を単行本化されたものです。

古事記で書かれている神様って実はめちゃめちゃ人間っぽくて愛嬌があるんですよね。
わがまま言ったり、嫉妬したり、怒ったり、泣いたり。

少年マンガのような挿絵と合わせて、めちゃめちゃ人間臭く神様の様子が描かれています。
こんな風に愛嬌のある神様が作った国なので、お互い受け容れ合いながらおおらかに過ごそうよと思えて、神社にお参りする時も神様をもっと身近に感じることが出来そうです。

古事記って難しそう。神社が好きだけど、神様のことはよく分からないという方にオススメです。
親御さんが読んで、お子さんに教えてあげるのも良いですね!

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2017年10月24日

Posted by ブクログ

とてもくだけた表現で、八百万の神々がぐっと身近に感じられた。時々、突拍子もないことをする神様がいるが、それに対し作者がツッコミを入れたり、フォローしたりしているので、読者が置いてきぼりにならない。
喜怒哀楽がはっきりしていて、自分の感情を素直に表に出す神様が多く、生き生きと描かれていて面白い。ただ、登場人物が多く、名前も似ているので一度で理解しきれなかった部分もあった。読み返して理解を深めたい。

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2021年12月19日

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