【感想・ネタバレ】若い読者のための科学史のレビュー

あらすじ

科学というと、高校で習う理科だけでも、物理、生物、化学、地学とあり、全体としてどのように発展を遂げてきたのか初学者にはわかりづらいもの。
本書では、古代から現代までいったん打ち立てられた理論が次々に打ち破られ、科学がダイナミックな変遷を遂げていくさまを鮮やかに描き出し、科学の歴史を大きな流れとして感じることができる。
ヒポクラテス、ガリレオ、ハーヴィー、ベーコン、ニュートン、ラヴォアジエ、ジェンナー、アインシュタインなど、著名な科学者にも言及しながら進む、やさしい科学の物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

■評価
★★★☆☆ 

■感想
◯40人ほどの科学者を、列伝的に紹介する本
◯名前の聞いたことのある科学者がたくさん出てくるが、逆にかけているところもあったので、補間することができた
◯興味の対象が、地学(星)→錬金術→解剖学→物理学→化学→生物学→理論物理→生命学→コンピュータ、と大きく移り変わっていくさまが面白い。科学技術の進歩で歴史が作られていく、変わっているので歴史を知るには科学は必要だと思った。
◯細分化された知識から統合的に俯瞰してみることで、アナロジー思考を深められるなと思った。
◯全く知らない状態から読むと固有名詞の多さに辟易してしまうけど、高校までの一般教養とyoutubeゆっくり解説などでよく出てくるぁという人は、出てくるとすぐ覚えられるし、つながりが分かる。断片を覚えた後に有機的に繋いでいくことが、大人の記憶方法として優れているのかなと感じた。

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2024年08月04日

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