【感想・ネタバレ】嘘とキスと純情 分冊版 1のレビュー

木下けい子

集英社“君恋”が贈るボーイズ・ラブ！ ある日の終電間際の駅のベンチ。そこで眠る同僚と思しき男にキスする男を目撃してしまい、馬場は衝撃を受ける。それから少し後、社会人一年生として働き始めた会社で馬場の教育係になったのは、あの日、キスしていた男で…？

[くろさび · ★★★★★]

片恋フルコースを歩む人

切ない物語ですね。片恋フルコースを味わう人を隣で見る、更に切ないです。好きな相手には恋人がいて、好きと言えずに友達として過ごし、婚約、結婚、そして子供が 出来たという報告。全て！まっさきに教えてくれる！フルコースよ。そして、そんな思いを味わっている人から目が離せなくなる若い男。救ってやれるのか？このフルコースを味わい続ける年上の彼を。
木下先生の作品、キスブルーに出てくるカフェのマスターがフルコースを味わって生きているんですよね。彼はいつもカフェで待ってる、でしたか。相手は３人の子持ちの癖にべったりくっついて離れないわ、地球最後の日の方舟にはお前と乗るだのぬかしてくる親友。なのに子供と妻を抱きしめて離さないんだから、罪な男よー。
さあ、どうなる？楽しみです。

[匿名 · ★★★★☆]

木下先生は絵柄が綺麗なのと、ストーリー関係なく表紙の絵柄で一目で木下先生だとわかるので、安心して表紙買いしてます。絵柄が自分の好みではないのに、とても魅力的で、羽鳥さんのような黒髪切れ長の目の男性をここまで切なくかっこよくセクシーに描く先生は最高です。好み的には、クール系の羽鳥さんでも、爽やか真下さんでもないんだけど、なぜか先生の作品だけははまりました。一途な馬場君が羽鳥さんの癒やしになればいいな