あらすじ
ワーカホリックが過ぎる社長のディンは、友人のドクターに命じられ10日間の休暇をとることに。そんなボスの不在を楽しんでいた秘書のキャスリンに、ディンから1本の電話が。「助けてくれ…君しか頼れない。双子の赤ちゃんが僕の別荘に置き去りにされている!」キャスリンが慌てて別荘に向かうと、可愛らしい赤ちゃんたちを慣れない手つきで懸命に世話するディンの姿があった。仕事ひと筋でつまらない男だと思っていたのに…彼の意外な一面を知るほどに心は惹かれ――!?
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出版業界の事情でしょうが、紙版がなぜでないのでしょうか。といつも思う作者さんです。コメディとみせかけて考えさせられるところもあり。
ただ、子供、結婚、というテーマをこの世の中でさらっと流して読むというのでいいのかな~とも時代のせいかおもうようになりました。
まあフィクションだからいいのか?
内容としては良かったです。
さちみ先生のイラストがちょっと怖いです。
さちみ先生はミステリーやホラーでのイメージが強いので先入観があるのかな?。
内容は好きでした。
ちょっと切なくて悲しい場面も多々あったけど、かえってそれが良かったかな。
ただ個人的には、ヒロインが好きではなかったです。
アラサーのヒロインは夢は玉の輿で自身もデキる女という自負もあるから、「夢は必ず叶う!」と言っていて可愛げが無い。
とある理由で縁も無い双子ベビーの世話をし始めるけど、ヒロインは一見キャリアウーマンの冷たい女風だけど双子ベビーにメロメロになってゆくが、残念なことにそのメロメロ感が伝わってこなくて。
ヒーローもスパダリだけどいつものハーレクインのヒーローの様な傲慢でセクシー感がない、ちょっとくたびれたアラフォー社長でこれまたイケメンに見えなくて残念。
双子ベビーは可愛かったです。
そして双子ベビーの産みの親のティーンエージャーとその父親の境遇も涙が出そうでした。
とにかくヒーローとヒロインが魅力的でなくて残念。
それ以外はパーフェクト。