【感想・ネタバレ】ダイヤモンド 欲望の世界史のレビュー

あらすじ

ダイヤモンドの歴史とは、人々の欲望の歴史です。「ダイヤモンドは永遠の輝き」とは、ダイヤモンドのシンジゲートを牛耳るデビアスが、一九四八年に考案したキャッチコピー。このキャッチコピーにより、世の男性は、結婚指輪として、ダイヤモンドを女性に渡すようになっていったのです。人は、指にはめたダイヤモンドを見せびらかします。それは、優越の証。それが、他の人よりも良いものであれば、優越感に浸り、満足するのです。
本書は、古代ギリシャから覇者デビアスの誕生と凋落、紛争ダイヤ、合成ダイヤまで人々の欲望をめぐって成長してきたダイヤモンドビジネスの歴史をたどるユニークな世界史です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ゴルゴ13でデビアスのダイヤの価格コントロールについて描かれた回があり、関心があったので読んでみた。
デビアスがイギリスの植民地政策とともに発展し、独占体制を築き上げた過程や、ロシアや合成ダイヤ等の台頭により、近年その地位が揺らいでいる様子を記していて興味深い。

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2021年06月04日

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