あらすじ
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◎映画界の巨匠・キューブリックを語り尽くす一冊。
『2001年宇宙の旅』『時計じかけのオレンジ』『シャイニング』…時代を超えて観客を魅了する普遍的なテーマと映像の革新性によって、世界映画史にその名を残す巨匠にして異才スタンリー・キューブリック。その作品世界と人物像をさまざまな角度から読み解く!
【内容構成】
《論考》
◎写真家キューブリック 映画は無数の写真でできている。/伊藤俊治
◎完璧と偶然のはざまに/川口敦子
◎キューブリックとかかわってはいけない/滝本誠
◎パイと終末 キューブリック映画のスラップスティック/いいをじゅんこ
◎核もモノリスもひとつの同じ真実/中沢新一
◎意志を持った物語 『2001年宇宙の旅』/橋本治
◎SF作家としてのスタンリー・キューブリック/藤田直哉
◎道化・音楽・諷刺 『時計じかけのオレンジ』のキメラ的世界/後藤護
◎キューブリックの音を聴く/二本木かおり
◎建築で読み解くキューブリック映画/五十嵐太郎
◎スタンリー・キューブリックの目ん玉 『シャイニング』におけるパラレル・ワールド/中子真治
◎これはキューブリックの映画じゃないんじゃないか 『フルメタル・ジャケット』が描く歴史的固有性/生井英考
◎叫びとささやき 『フルメタル・ジャケット』をめぐって/斎藤英治
◎映画の夢が終わる/若島正
◎アイズ ワイド シャット/伊藤計劃
◎『フルメタル・ジャケット』以後と『アイズ ワイド シャット』以後/内山一樹
《コラム》
◎スタンリーは初めからキューブリックだった/吉田広明
◎キューブリックはどう評価されてきたか/遠山純生
◎キューブリック映画のスタッフ・俳優たち/佐野亨
《対談》
◎添野知生×柳下毅一郎/意識と無意識 フロイト主義者としてのキューブリック
《その他》
◎フィルモグラフィー
◎キューブリックは語る
◎キューブリック映画のポスター
◎キューブリックを語る
◎キューブリックを読み解くためのブックガイド
◎Blu-rayソフト一覧
感情タグBEST3
情報量
これだけの情報量があれば十分に価額に見合っていると思います。
深堀するにはまた別の書物が必要ですが、入門書としての機能は果たしているのではないでしょうか。
Posted by ブクログ
「2001年宇宙の旅」
「時計仕掛けのオレンジ」
「シャイニング」
「フルメタル・ジャケット」
は、観てます、スタンリー・キューブリック。
様々な分野の方のキューブリック映画に寄せた記事を取りまとめた内容。あまり、まとまってはいません。
公開当時の記事は、手垢にまみれてなくて面白いですね。