【感想・ネタバレ】そして、バトンは渡されたのレビュー

あらすじ

幼い頃に母親を亡くし、父とも海外赴任を機に別れ、継母を選んだ優子。
その後も大人の都合に振り回され、高校生の今は二十歳しか離れていない“父”と暮らす。
血の繋がらない親の間をリレーされながらも、
出逢う家族皆に愛情をいっぱい注がれてきた彼女自身が伴侶を持つとき――。
大絶賛の2019年本屋大賞受賞作。

解説・上白石萌音

※この電子書籍は2018年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

水戸さん、泉ヶ原さん、森宮さん、梨花さん、みんなそれぞれ形は違うけど、優子ちゃんのことを大切に思っていて、愛だなぁと思った
誰にも共感はできないし、「正しい」形ではない家族だけど、確かに愛があって
こんなに愛を注がれて育った優子ちゃんがしなやかな強さを持って育っていったのもよくわかる。
唯一、水戸さんの行動だけは意味不明だと思うけど(娘を血のつながらない再婚相手に託してブラジルに行くなんて選択肢、どんな世の中ならでてくる?就職氷河期?転職でもバイトでもしてなんとかブラジルに行かない道を探す以外の選択肢がないだろう)、水戸さんが優子ちゃんのことを大切に思っていたこともわかってよかった。
今は1歳児の親だけど、自分の親としてのステージが上がるとまた感想も変わるかなと思う。そうやって人生の間で何回も振り返っていきたい本だった。

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2026年02月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

令和8年2月

後、数ページで読み終わる。
もうね、読む前から泣くこと決定。
みんなの前で読むと大変なことになるので、ここから先は1人の時間で読むことにします。

梨花さんから、実の父の居場所を聞き、郵便が送られたとこで、ストップ。
読み終わった人ならわかるでしょうね。あーあそこねって。

読んで、家族ってね。なんだろうね。って考えさせられる。
自分も奥さんの連れ子と家族になり、どんな父親になるべきか考えたことあった。こんな時、本当の父親ならどーするのか考えた時もあった。
森宮さんの気持ち分かる。

さーて、明日、続き読むの楽しみ。

いやー、読んだ。予想した流れでは無かったけど、泣いたわ。
娘の結婚式、誰がバージンロードを歩くのか、、
子供の成長をずっと願ってた実の親か、育ての親か、、
自分は、絶対、バージンロードを歩きたい。幸せになれよって一歩一歩噛み締めて歩きたいなー。ま、絶対なく。ちょっと恥ずかしいけど。

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2026年02月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1,2年くらい前に一度読んでたけど、再読。
7回も家族の形態が変わるけど、どの親にも愛されて育った優子の話。
嫌な人がほぼ出てこないし、優子が悲観的じゃなくて、ある意味飄々としているというか、冷静だからこそ自分を守れていたんじゃないかな。
ラスト、結婚式に親たちが集まって、森宮さんとバージンロード歩くのは感動。読んでいて温かい気持ちになれる作品。

映画も観たい気持ちあるけど、キャストを思い浮かべて脳内再生するとちょっと…なので、映画は観ないかな〜。原作には何の関係もないところでトラブってしまって、ちょっともやるよね〜。

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2026年01月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

優子ちゃんが沢山の親に愛されて育ってきたことが伝わってくる素晴らしい1冊でした。
全員が全員等しく、完璧な親では無いのかもしれませんが自分に出来る精一杯の責任感と愛情を持って優子ちゃんと向き合っていて涙が出ます。
優子ちゃんも名前の通り優しく素敵な子で、時には悩んだりしながらもまっすぐ生きている姿に勇気をもらいました。明日からも頑張って生きていこうかな、と思えるお話でした。

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2026年01月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

〈忘備録・ネタバレあり〉

変わった家庭環境で育つ優子の生い立ちと日常かぁ、優子と森宮がくっついたりしたらどうしよう、、、とか思いながら読んでいたら、終盤から始まる第二章でうっかり泣かされた。どんどん明るみにでる事実が愛に溢れまくっていた。歴代の親たちの気持ちが胸に沁みて痛かった。優子は大人たちにたくさん振り回されたけど、大人たちにたくさん愛された幸せな子だった。血の繋がりがあってもなくても紛れもない家族になれる。

梨花も森宮も、優子を育てることをはじめから「ラッキーだ」と思っているところが良い。
森宮が、金魚を10年育てた実績を買われて優子の父親に大抜擢されてたのには笑ってしまったが、梨花の目利きは素晴らしかったな。

森宮は大真面目に父親らしいことをしようと努力してるのに、どこかズレているのが微笑ましい。面白いやりとりが多く笑いどころがたくさんあったので、まさかこの男に泣かされるとは思わなかった。

ずっと優子目線で物語が進んできたのに、最後の締めくくりが森宮の一人称なのが揺さぶられた。
冒頭の文章も何のことか誰目線なのか最初はわからないんだけど、これも森宮のターンだったのが分かる。

ピアノを調律する泉ヶ原の姿は静かな愛が感じられ、とても美しい描写だった。

読んでよかった。

森宮の被害届のくだりが面白かったので書き留めておきたい。
 ∟(引用)三日に一度、早瀬賢人君からピアノ曲と暑苦しい手紙が送られ、困っています。結婚がうまくいくまでは続くようです。これ以上こんな目に遭わされては平穏な暮らしができません。どうか、二人が何も気に留めることなく、結婚できるようにしてください。 森宮壮介
 ∟(引用)「全部で三十六曲。それぞれの曲に関わる二人のぞっとするような思い出と、毎回どれだけ優子ちゃんを幸せにするかを書いた不気味なメッセージが添えられてた」

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2026年01月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本当に幸せなのは誰かと共に喜びを紡いでいるときじゃない、自分の知らない大きな未来へとバトンを渡す時だ。この一文で鼻詰まりになるほど泣いて感動してしまった。

読み手の年齢によって共感度が異なりそう。
10年前に学校を卒業し、社会人歴も長く積み重なり、子ができて、絶賛育児に奮闘している最中ということもあって、親目線の思いについては何度も読み返してしまうほど心に響いた。
優子は複雑な家庭環境だと一見思うが、全親があまりにも良い人で温かすぎた。血が繋がっていなくても、日々の生活を共に過ごすということは非常に尊いということを知らされた。

親になると自分の明日と、自分より沢山の可能性と未来を含んだ明日がやってくるとか。親になると未来が倍になるとか。
うまく言語化できなかった日常が(正確には日々の忙しさに追われて振り返る間もなく、見過ごしてしまっている尊い日々)が、この本には描かれていて、言われてみれば確かにと感じた。
大人になればなるほど、新しい経験を得る機会が少なくなり、やがて出来なくなることが増えていくものだが、こどもの未来は1日単位で可能性に溢れている。
昨日歩けなかったのに、急に歩き出したり。言葉を発してみたり。
子供は自分ではないはずなのに、子供の成長は自分ごとのように嬉しく思う。
これは親にならないと感じ得ない気持ちだと思う。
それと同時に、私が幼かったとき、親も無償の愛を与えてくれていたんだなとしみじみ思い、気づけば本を読みながら自分の過去を振り返っては感謝の涙を流していた。

自分のためには出来ないことも、子供のためにならできるというのも激しく同意。
ダイエットで散歩を習慣化することを試みては何かと理由をつけて散歩しないという、幾度もの失敗を積み重ねてきた。
それが子どもが外で遊びたいと言えば、晴れている限り、ためらうことなく外に連れて散歩する。しかも抱っこでだ。10kg以上の子を抱っこしながら一駅分歩くこともある。

こんなにも私に影響を与えてくれる存在(子、夫、親)は、いつまでもずっと一緒にいるわけではない。だからこそ、今を大事に向き合おうと思わせてくれる本だった。

全体的に家族の温かさに触れて、なんだか優しくなり、ご飯も食べたくなる内容なんだけど、一つだけ物申したい。
高校時代の優子の友人 萌絵さん。
あんたばかぁ?!
好きな男と付き合いたいが故に優子を仲介役に無理に頼んでおいて、うまくいかなかったらって無視とかカースト上位ナオンにタレコミすることはないだろう??!!
一時的な感情で被害者ぶるな!!ましてや、優子は萌絵が好きなオトコに告白されてるのよ?!
好きなら自分で思いをぶつけなさいな!!
もし、優子と同級生だったならば萌絵に言ってやりたい。

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2026年01月18日

ネタバレ 購入済み

そして、バトンは渡された

読了。大きい事件は起こらないのに、最後の結婚式のシーンは泣きそうになった。森宮さんの頭良いのにお茶目なところが好きだなーと思った。

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2025年06月03日

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ネタバレ

自分の明日と、自分よりたくさんの可能性と未来含んだ明日がやってくる,未来が二倍以上になる
と言った梨花さんも、その言葉を本当だったと思えた森宮さんもとても素敵だと思いました。
血の繋がりがなくても、いろんな形で愛情を注がれ、孤独や寂しさに負けずに育った優子の強さとしなやかさを見習いたいです。

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2026年01月29日

ネタバレ 購入済み

本も料理も味わい深い

ニンニクたっぷりの餃子、始業式のカツ丼、メッセージいっぱいのオムライスなど、愛情たっぷりの料理を作る森宮さん、また優子に関わった親たちの真の愛に胸が温かくなリました。
特に、親が子を育てることは明日が2つに、未来が2倍になるという一文に感動しました。

#癒やされる #感動する #深い

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2021年11月16日

ネタバレ 購入済み

心が温かくなる

優子さんの性格もいいのか、周りの大人の気遣いに、
本当に心が温まりました。
付き合った彼氏達も、素敵な子だったですね。
親が何度も代わり、人に言えない虚しさや腹立たしさを感じる事もないほどの
新しい親達。現実には居ないだろう
素敵な物語でした。

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2021年04月24日

ネタバレ 購入済み

大切にしていきたいと思える本

これは優子ちゃんのお話のようで、じつは森宮さんのお話だったんだと思う。
本当に場面展開といい、言葉選びが秀逸で、季節の移ろいなどの表現も美しく引き込まれました。
優子ちゃんと森宮さんの会話にクスッと笑えて、森宮さんだけでなく登場人物がみんなそれぞれ温かくて。でも要所要所のそれぞれの親たちの言葉に重みがあって。。梨花の明日が2つになるって言葉や、どんな時もごはんを作る森宮さんの姿、2章の最後の方、夕食後のデザートの時、森宮さんが優子ちゃんに掛ける言葉の部分では思わず声をあげて泣いてしまいました。きっとまた、時々読み返します。大切にしていきたいと思える本です。

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2022年09月30日

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ネタバレ

家庭環境が複雑で、父親が3人、母親が2人いる優子。高校生である優子は今は森宮優子。東大卒の森宮さんと二人で住んでいる。母親だった梨花さんはいなくなってしまった。森宮さんと生活して高校生活も終わりにさしかかろうとしている。そんな中、ちょっとしたトラブルから友達に無視される事態になって…

面白かったけれど、実写化した女優さんと俳優さんの不倫話に思い至って、なんてことをしてくれたんだ、と憤慨してしまった。なんか真っ直ぐな愛情をイメージできなくなったというか…
また優子は梨花さんに理解があるが、私は梨花さんがやったことは恨まれても仕方がないことだと思う。そして水戸お父さん、日本に帰国してから、もっと出来ることがあったのではないだろうか。そういうことを言うと、この本の良さが分かってないんじゃないか、なんて思ってしまった。
ただ、他の人が不幸だと思うことを不幸だとは思わない優子ちゃんがいい子だということは分かるし、優子ちゃんのように物事をとらえられるほうが絶対に幸せなのだ。泉ヶ原さんも森宮さんも、穏やかな愛情で優子ちゃんを包んでいて、梨花さんも振り回していたけれど、優子ちゃんの為に一生懸命で、優子ちゃんも梨花さんが自分のために一生懸命だということを分かっていて。
一人の少女が大人になるのにバトンは渡されていくのだけれど、誰かの成長のためにいろんな人が関わっていて、目に見える形でも、そうでない形でも、表れる感情に敏感でいたいと読みながら思っていた。

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2026年02月10日

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ネタバレ

いい話だったけど、それはそうとして最初のパパ可哀想すぎる
高校生活のあの長続きするゴタゴタ感に覚えがあってウワーとなった。萌絵がリアルすぎる。

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2026年02月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分が生きている意味はバトンを渡すため。
育ってきた環境というのは、不幸と言われるようなものでも当人はそこにたしかに愛を受け取っていて、そしてそれは紛れもない事実だった。
親が子を愛する気持ちというのは血の繋がりを超えて、そして理屈を超えていたのだとひしひしと感じた。
バタンを渡す瞬間には思わずほろりと涙が。

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2026年01月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

優子の日常が淡々と描かれていてクライマックスというところはないけどじんわりあったかい物語。
親がコロコロ変わるのは大変なことだけどみんなが素敵な親でそれぞれのやり方で優子を愛していて愛の形って色々だよなと思った。
私は泉ヶ原さんの懐の深さと一歩引いて見守る感じがすごく好きだった。

森宮さんとの生活でご飯の描写がたくさんあるのよかったな。毎日の食卓って一緒に暮らして行く上で大事なことだなと思った。
最後の結婚式のところで森宮さんと歩くところは泣いちゃった。

実写が田中圭だけど読んでても本当にイメージそのまんますぎた。

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2026年01月09日

ネタバレ 購入済み

素晴らしい

自分の生活スタイルが目まぐるしく移り変わる
主人公のストーリー。
しかしどんな境遇、事態になっても
それを悲観せず逆に立ち向かい幸せを築いていく。

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2022年04月23日

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