あらすじ
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
夢をかなえるドラえもんコミックス。
子どもたちが憧れる職業についた10人のおとなが、
てんとう虫コミックス『ドラえもん』から、
選りすぐりの1話をレコメンド!
夢をかなえるために、
人生で必要なことを教えてくれます。
猪子寿之/アート集団チームラボ代表
「アスレチック・ハウス」
梅原大吾/eスポーツプレイヤー
「あやとり世界」
梶 裕貴/声優
「さようなら、ドラえもん」
亀山達矢(tupera tupera)/絵本作家
「オモイコミン」
菅田将暉/俳優
「サンタメール」
田村 優/プロラグビー選手
「なかまいりせんこう」
辻村深月/小説家
「ぼくよりダメなやつがきた」
なかしましほ/お菓子研究家
「だいこんダンスパーティー」
はなお(はなおでんがん)/YouTuber
「思い出せ! あの日の感動」
向井千秋/宇宙飛行士
「野比家が無重力」
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
■読んだ動機
最近漫画から学ぶ系の書籍にハマっており、手に取った。
■あらすじ
10人の今活躍されている方が選んだドラえもんのエピソードと、そのエピソードに関連した体験談などを紹介していく本。
■感想
辻村深月が寄せたコメントはやはり流石だった。
のび太のクラスにのび太より勉強ができない、スポーツができない、ドジな子「多目くん」が転校してきて。
のび太は優越感を感じながら、勉強を教えたりか結構をしていつも勝つ。
ただそのエピソードの多目くんには優しさが表現されているコマがある。
そんな子は、学校や子供の世界の物差しでは計れなかったいい部分がたくさんあるのでは、という視点が辻村さんの視点。
辻村さんのエピソードでも、高校時代に成績優秀な子がいたが、その子は逆に辻村さんに対して将来の夢を持っていてすごいとお互い尊敬し合っていたと。
つまりそれも学校の物差しでは計れないものがあって。
大人になった今、大人の物差しでは計れないものも刺激受けながら尊敬しあえるといいなとか思った。
『立派なパパになるぞ』
の話も良かった。
のび太は自分が親になったらお酒は飲まずに子供にテレビを買ったり、とか立派な決心をする。
が、ドラえもんに「立派すぎる決心は3日坊主になるぞ」と注意される。タイムマシンで大人になったのび太を見ると、今のパパとそっくり。立派とは言えない姿だった。
でも、毎日頑張るのは大変だから、やれる範囲で頑張るぞ、となっていく。その程度の決心はら守り通せるだろうって。
■以下よかった文章