あらすじ
マイクロソフトの元業務執行役員として2009年から「リモートワーク」を、2017年に独立してから「週休3日・週30時間労働」を実践する「働き方改善の先駆者」が明かす「ポスト・コロナの知的生産術」。
変化の激しい時代、必要とされる人になるには、明確かつ測定可能な目標に向けて、より少ない労力でより大きな成果を残すこと。つまり、「More with Less」です。
「働き方改革」は業務の効率化によって労働時間を減らすことばかりに目が行きがちですが、それだと、手段が目的化してお題目で終わり、根本的な解決には至りません。
著者が600社16万人の「働き方」の改善を支援するなか、12%の成功企業が必ずやっているのは、次のように、ムダな「ぜい肉時間」を減らし、価値を生み出す「筋肉時間」に注力すること。
・時間泥棒を探す
・「やめること」を決める
・「何時間働いたか」ではなく「どれだけ課題を解決できたか」
・イノベーションは「会議」ではなく「会話」から生まれる
・減らしてはいけないのは「コミュニケーション」と「アイデア出し」
最短距離で成果を残し、より幸せな人生を楽しみましょう!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
如何に短い時間で成果を出していくかのノウハウをまとめた本。
ちまたで言われる時短とは違い、まずはやらなくていい事を洗い出し止める。それで空いた時間を優先順位の高い案件と自己のスキルアップに当てて行く。その上で定型業務の効率化をして更に時間を作っていく。端的にまとめるとこんな感じかと。
あと週に一度は内省の時間を取り、自分に何か足りなかったのかを認識して次の改善をはかる。他責にせず自分事で捉えて、自分でコントロールできる領域で成果を出していく。この部分は共感しかない。
頭の片隅に留めて行動していこうと思う。
Posted by ブクログ
行きつくところ、「モチベーションを上げて取り組もう」という一言につきる。
言っていることは分かるが、それができていれば苦労はしない。しかし、そのためのノウハウについてはうなずくことは多い。
他のモチベーションに関する本にも書かれていることが多く、知っている、聞いたことがある内容が多いので、そういった本を読んだことがあるのであれば、そちらで十分かなと思う。全体をさらっと読んで気になるところを重点的に読むようにすると参考になるかも。