あらすじ
生来の可憐な美貌ゆえに、男でも子を産む「種器」ではないかと疑われてきた僧侶のナイティス。成年を過ぎても発情の兆しがないため、疑いを打ち消してきたある日、ナイティスは憧れの王宮図書館で司書の見習いをすることになる。そこで年下ながら聡明で美しい第三王子・シグレスと出会い、互いに本好きなことで共鳴して親しくなる。しかし、好色な第二王子に目を付けられ、囲われそうになったところをシグレスに助けられるが、その方法は彼の妃として過ごすというもので…?
【電子特別版】魚形青先生書き下ろしショートストーリーを電子版だけに特別収録! ナイティスとシグレスの甘い日常を描いた後日談「金の光、蒼の香り」
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Posted by ブクログ
種器がΩで貴種がα…みたいなオメガバっぽい設定。
受けが見目の麗しさから周囲から種器と言われているが発情期がないから違う!と言い張るんだけどこのくだりが多くてちょっとうんざり…どうせ種器だろうなと思ってたんで…。自分には受けの中身(魅力)が伝わらなかったので、最初から最後まで周りの男ども攻めも含めて5人も虜にするなんてやっぱり男でも美人は得だね~ってひねくれた目で読んでしまいました。
惜しいなぁ
作家さんの初商業誌だそうです。
主人公が種器(オメガ)としての運命を受け入れ、王妃として成長していくストーリーってとこでしょうか。
読後の感想は「もやもやする。」でした。色々と事件は起きるのですが、盛り上がりに欠け、中途半端な印象に。あと、主人公の性格に整合性がないと感じました。色々と惜しいなぁ。
次回作に期待です!