【感想・ネタバレ】シンポ教授の生活とミステリーのレビュー

あらすじ

京都の書店で名探偵ホームズの本を手にした9歳のシンポ少年。それが彼の運命を決定。中学高校とミステリーの泥沼にはまっていき、悪魔に導かれるように上京、ワセダミステリクラブの門を叩き、同じ中毒患者たちと青春を過ごす。気が付けば評論家の肩書きが……。皆に“教授”と慕われる著者の涙と笑いの読書遍歴は、ミステリーのガイドブックとしても一級品です。

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Posted by ブクログ

 海外ミステリファンの端くれとして、シンポ教授の令名は承知していたが、評論的な文章はもちろんのこと、ミステリにハマっていく読書遍歴や、お世話になった作家さんへの追悼文など盛り沢山の内容で、お得な一冊である。

 シンポ教授もそのようだが、ミステリに開眼したという方々の回想に、必ずと言って良いほど、あかね書房の〈少年少女世界推理文学全集〉が言及されるが、田舎育ちの小生は、残念ながら一度も見たことがない。

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2020年07月13日

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