【感想・ネタバレ】変われ! 東京 自由で、ゆるくて、閉じない都市のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2023年02月01日

多くのことを学べて面白かった。
東京における都市開発、都市再生たるものはなんなのか、高度経済成長期から現代にかけてのその概念やテーマというものの変貌を辿りながら、現代のこのコロナ禍を受け、その様子がどう変化しているのか、そのリアルな現状を隈研吾さんと清野さんの対話からわかりやすく理解することができた...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年01月11日

オオバコシステムによる近代化 閉じ込めて効率化
ITで閉じ込めなくても効率的に自由に
建設産業の江戸時代におけるサムライ化 

一定の評価を得た芸術家はコラボして違う地平に飛ぶ

世界の中心都市 ジャック・アタリ
=クリエイター階級が新しい発見への情熱を燃やす場所
 バブル期の東京はなれなかった
 ...続きを読む 過去の利得の維持保護 1億総サラリーマン化

川沿いのライトインダストリーエリア
 スターバックス リザーブ ロースタリー東京
 巨大焙煎機のため工業地帯に

建築の流動性 コンピュテーショナルデザイン
 長持ちしない建築 流動しながら有限の時間を生きる

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Posted by ブクログ 2020年12月15日

今や飛ぶ鳥を落とす勢いの隈研吾さん。東京には彼の建築が次々に建てられている。
この本ではそういった大きなプロジェクトではなく、小さなものローカルなものへの関り、そして若き日の挫折が語られる。隈さんへの印象が変わった本。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年08月15日

グローバルからワールドワイド、効率と拡大から自由と小さなものの多様性にこそ魅了がある。小さいからこそ、外を上手く取り込もうと目が向かう。

東京の街の多くが魅了を失ったのは既存のシステムにもたれ掛かり、変わろうとしなかったから、また既得権益を守るために変えさせなかったことが大きい。

ローンによる土...続きを読む地・家屋の私有は足かせになる。ローンを組んだサラリーマンはそんな自分たちを肯定するためにサラリーマンの価値観を正義として世の中全体に押し付けてきた。その気持ち悪さとそれがまだ続いているのを感じる。住宅ローン減税は既存のシステムの延命にすぎない。

住宅、特にマンションの一階のつくられ方がまちの魅了を壊してきた。歩けること、歩きたくなることがまちづくりには大事。

安っぽいはずの素材で、いかに美しく結晶させるか、それが建築家としての力量。

元気のある街には、学校があって、学生が、若者がいっぱいいる。彼らが街で遊んでいることがすごく重要。

住宅を私有の資産としてだけ捉えるのではなく、暮らしのクオリティを上げる装置、一種の都市インフラとしてデザインしていくことが大切。私有は危険であり、賃貸を上手く住みこなしていく方が今のグローバル経済の中では賢い。

一方で自分の場所を持っていることは企業も個人も大事。

楽しいと思える方向に自分でアクションを起こす。

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