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上下巻一気に読む事をおすすめします。
上巻と下巻では2人の心の距離も違うし、季節の移り変わりと共に心の距離も近づいていくのが分かって心があたたまる優しいお話です。
下巻で結ばれて、ヒトとモノノケという生きる時間が違う2人でも、一緒に生きていきたいと思う最後の言葉と笑顔で涙が出そうになりました。
本当に長生きするかもしれないし、トキが八潮と同じく人間に戻るかもしれないし...2人の未来を想像したくなる。
いつか続編が出たら嬉しいなぁ。
初めて、
初めて、こういった世界（BL）の本を手にとりました。
1冊目の試し読みでは、丁寧な生活や昔ながらの風習は意味があって素敵で、とても為になると感じ、BLな感じもほとんど無くBL本初めての私もスラスラ読めました。
2冊目は、愛し合い求め合う2人の描写もありましたが、お互いに大事に想いあっているがゆえのコトなので、自然と読み進められました。
日常も非日常も大切に過ごす。神様や稲妻などの件は、感動すらしました。
こういった世界観大好きです。
新しい世界の扉が一つ開きました。
ありがとうございました。
トキさんの包容力や経験値は桁違いですね。ステキです。
あああ
終わってしまった終わってしまった終わってしまった終わってしまった2人に幸あれという虚無感で本を閉じました。
176ページのトキの笑顔が忘れられん。（あれ、176ページだっけと秒で忘れる私がいましたがとりあえずあの笑顔は一生忘れない）
おわぁぁぁ！ずるい！最後の最後で今まで1番変化の少なかったトキフニャッとした笑顔とか！トキの中の時間も進み始めたよ！って感じがして色々な意味で感無量です！
すごい
上下巻の大作！読み応えあった！凄く好きでした。結局ちゃんと歳を重ねられたのか、それは読み手さんの想像にお任せしますってとこなんだろうなー。いやー多分ハッピーエンドなんだけど色々どうなったのか先が気になる話しでした！でもきっと幸せになってるだろうからどんな最期でも安心できるなと思いました！
Posted by ブクログ
山の少年と謎のモノノケのお話。
設定が謎めいたところも多い中、ケ（日常）の中でふたりの関係性が構築されるストーリーが癒される。
主人公の八潮も無表情で分かりにくいと思っていた感情もトキと過ごすにつれて分かりやすく真っ直ぐな姿が可愛らしいし、トキも無表情の中に見え隠れする深い愛情が刺さりました。
〝八潮が俺のときを動かしたんだ〟
ヤドリギで一生の約束をするふたりは生の縛りを越えて、トキが老いるのか八潮が長寿になるのかはこれからだけど同じ時を刻んで欲しいと思わされるラスト。
日本古来の文化がたくさん活かされていて田舎に帰って蒸し饅頭食べたくなるなあと懐かしく暖かくなれる、自分も日常と非日常を大切にしようと思わされるお話でした。
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