あらすじ
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いま充実した仕事をしていますか?
職場での人間関係は円満でしょうか?
もし、そうでないなら、「何か」を変える必要があります。本書は「漫画」で苦しみながらも強く生きようとする7人の生き様を読み、第2章以降で、その物語に潜む、「働くこと」の意味や価値観を今一度、読者が見つめ直せる構成になっています。
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Posted by ブクログ
冒頭から漫画になっていて各キャラクターの特徴が分かりやすく説明されていた。その後キャラクターの仕事に対する価値観を分析している。自分とは違う価値観を持つ人の理解を深めるのに役立つ。
昔の自分をみているような気分になった。若い時、仕事を一通りできるようになって、先輩達より成績がよくなっただけで、何かすごい人間になったと勘違いして、他人を見下してた愚かな自分。会社の歴史は確かに先輩達が作ってきてたからこその今がある。組織に属している以上一人では何もできないと自覚するのに気付かせてくれる本
自分のタイプは歳を取るごとに変化していった気がする。若い時は意思が強く他人との衝突、自分の利益最優先は耳が痛い。今は他人の価値観を意識し尊重する気持ちを持つ努力をしている。
Posted by ブクログ
本書は漫画形式で書かれている。
「転職の思考法」で著者が気になり、こちらも読んでみた。
以前は、漫画なんて所詮・・・という先入観があったが、
最近は、強がって活字で全て理解しようとするより、
漫画でストーリーと共にさっくり読んでしまった方が、
理解が深まり、記憶にも残ると感じている。
結局、読書の目的は学んだ事を咀嚼し自分に当てはめ、
自分の人生を少しでも高める事なのだから、
その目的を容易に実現できるなら、
それが漫画であろうが関係ない。
本書で学んだ点
・今の価値観の棚卸しを定期的に行い理解する
・周囲の人との価値観の違いを確認する
・価値観の満たし方は本業だけではない
・能力の型を理解しそれに沿った行動をする
・「これからどう生きるか」を徹底的に考える
Posted by ブクログ
キャリアについて改めて考えようと読書。北野氏の本。
漫画編もよき。
北野本だけあり、共感生高く、メッセージも明確でよき本だった。
メモ
・分散して満たすこと。一つの場所ですべてを無理に求めようとしないこと。
・大事なのは未来ではなく、今の価値観を明確にすること。定期的に自分の価値観を棚卸しし、少しずつ分散させていくこと
・人が自分がしたいことが見つからないのは、ほとんど場合において、まだ十分に多種多様な人間と出会っていないだけ。
・行動を見ること。行動の動機を見ること。価値観を見ること。
・感性を磨くことで人生に熱中するものを見つける確率を高めること。
Posted by ブクログ
「転職の思考法」を書いた北野唯我氏のビジネス本。漫画編、ワーク編、独白編の3編に分かれている。
漫画編では実在の人物をイメージしたキャラクターたちの漫画が描かれている。
ワーク編では漫画編で登場したキャラクターの内面を深掘りし、彼らの関係性や価値観の分析を通じて、自分のキャリアや労働に関する課題、価値観を見つめ直すことができる。
独白篇は著者である北野唯我氏が「これからの生き方」を考えるようになったきっかけやこの本を書いた理由を独白するパートとなっている。
14の労働価値や4つのキャリアタイプ(スキル型、意思型、チーム型、バランス型)の話は、「このままでいいのか、転職しようか」など今後のキャリアについて悩んでいる人達にとって非常に有益であると思う。いきなり転職などの行動に移る前に、自分が仕事に対してどの価値観を重要視するか、自分はどんなキャリアタイプなのか、を明確にしておくと今後の課題や対処法、取るべき行動が見えてくるのでオススメだと思う。「自分はこのままでいいのか?」と問い直す時に読む本に相応しいと思う。