あらすじ
妾腹の少女たちが暮らす「鏡館」。左右対称の新旧の館に、48枚の姿見が配置されている。富豪の父は一年に一度訪れ、政略結婚のために娘を選び出す。それは籠の鳥のわたしたちが自由になれる唯一の機会。今日はその大事な日なのに……。鏡に映るわたしの隣に、「死んだ姉」が現れる。鏡面に浮かぶ不吉な文字、新旧館の構造と姿見の謎、密室の逆トリック。そして殺人者は、鏡から出現した!
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
使用人探偵シズカシリーズの4番目。
幻想的でゴシックな雰囲気が好きな人にオススメ。
謎解きの説明もしっかりあるのでわかりやすい。
文章全体も読みやすい。1日2日で読める。
ミステリと耽美的な雰囲気のハイブリッドという感じ。
ちなみにシズカさんのイメージは、私の中ではGFのミス・モノクロームちゃん。
別に批判のつもりはないが、ミステリーを読み慣れている人であればなんとなく先がわかりそうな展開。
犯人とか、隠し通路とか、双子の片割れは生きているとか、あーやっぱりと思った。
結合双生児って好きな人多いのかしら。
百合好きな男性が好みそうな姉妹愛。
Posted by ブクログ
個性豊かな美少女たちの造形が、型どおりとは言え、どことなく淫靡で楽しい。
例によって犯人の奇行(鏡に依る殺人予告)を巡って、シズカが繰り広げる論理ゲームがミステリとしては焦点かな。これも例によって蓋然性の議論なのが食い足りないところ。それはともかく、二つある不可能事象の謎解きが.....。如何にオマケ的なものとは言え、さすがに評価に困る。