【感想・ネタバレ】ぞぞのむこのレビュー

あらすじ

部下の矢崎と莫市に入り込んでしまった翌日から、島本には次々と幸運が舞い込んできた。そんなある日、家に帰ると自宅の前に元カノののぞみが座り込んでいて――(「ぞぞのむこ」)。奇妙な町・莫市に関わってしまった人々が、ふとしたことから怪異と不条理に飲み込まれる。第10回小説宝石新人賞受賞作を含む、奇想あふれるホラー短編集!!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

痛い痛い、気味悪い、でもクセになるホラー短編集。
忌み恐れられている漠市に関わってしまったばかりに、とんでもなく不条理な事態に陥ってしまった普通の人々の絶叫体験。
ぞぞ、アタサワ、トーロプ…漠市が秘める不可思議なワードや漠市という怪しげな世界の構築についもっと知りたいという欲がムクムク。危ない危ないw
どの話も強烈にパンチを食らったようなインパクトだが、「だあめんかべる」と「ざむざのいえ」はその形容し難いこれ以上ない程のおぞましさに絶句、そして喝采。
漠市のナビゲーターとも言える矢崎くんの消息が知りたい。

5歳の息子が工作でハサミを使ってる時に思わず「じょっぷにじょっぷに」と呟いたら、息子もハサミを動かしながら笑顔で呟きだした…「じょっぷにじょっぷに…」。伝染ってしまったw

0
2021年04月11日

「小説」ランキング