あらすじ
【「note」累計150万PVの人気記事を書籍化したものの電子書籍版! 新しい時代の文章術決定版!!】「『あなたの文章はわかりにくい』とよく言われる」「せっかく書いたのに読んでもらえない」「そもそも書きたいものがない!」。その悩み、すべて解決します。書けない理由の9割は「メンタル」です。「書こう」とするのをやめれば、伝わる文章はだれでも簡単に書けちゃいます。『メモの魔力』『言語化力』など話題書50冊以上(担当作累計100万部超)を手掛けてきたプロ編集者が教える「伝わる文章術」。本書は、文章ライティングや資料作成からSNS・プロモーションまで応用できるメソッドを大公開します。オンラインメディア「note」に投稿した「WORDSの文章教室」が累計150万PV超え。本書が初の著書。
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Posted by ブクログ
文章を書くことに真剣に向き合いたくてこの本を読みました。
「書くのってしんどいな」という漠然とした悩みを、著者の視点から具体的に掘り下げることができます。
書くのがしんどい理由
・書くことがなくてしんどい
・伝わらなくてしんどい
・読まれなくてしんどい
・つまらなくてしんどい
・続かなくてしんどい
特に印象的だったのは、おもしろい文章は「共感8割、発見2割」という言葉です。
人に読んでもらうためには「少しでも多く新しい情報を伝えないといけない」と思っていましたが、共感の重要性とメリハリのつけ方を知りました。
十分に共感してもらったところで、新たな発見を与える。
こうすることで、読者視点で満足感のある文章になるのではないでしょうか。
この本を読んで、もっと文章に向き合いたいと思えました。
また、著者の竹村さんの文章の読みさすさに惹かれて、著者のファンになりました。
Posted by ブクログ
②【一言まとめ(キャッチフレーズ風)】
この本は、「書けない原因はメンタルにあり、伝えたい気持ちがあれば誰でも書けるようになる」ことを教えてくれる一冊でした。
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③【要約(内容の流れ・ポイント)】
本書は、大きく分けて以下の3つのポイントで構成されています。
1. **書けない原因はメンタルにある**
→ 多くの人が「文章が書けない」と言うとき、足りないのはスキルではなく「メンタル」だと著者は指摘します。「自分の中から」文章を生み出そうとする「生み出そう」というメンタルがそもそも間違っており、大切なのは「書こう」とすることではなく「伝えよう」とすることです。メールもLINEも、誰かに何かを伝えようとするから自然と「書ける」のだと説かれています。
2. **著者と編集者の一人二役で書く**
→ 「文章をゼロから生み出す」のは難しくても、「すでにある文章を修正する」ことは容易です。まずは「著者」として、下手でもいいから伝えたいことをとにかく書きなぐり、そのあとに「編集者」の立場から冷静になって文章を見直し、整えていく。この一人二役のアプローチで、ある程度の質の文章を一人で作成できるようになると紹介されています。
3. **取材マインドでネタを集める**
→ 「ものごとに敏感な人」「神経質な人」「違和感を抱きやすい人」は取材マインドの持ち主です。違和感をメモに残し、ネガティブな感情をポジティブに転換してネタにする。集めたネタは寝かせておくと、思わぬかたちで熟成することもあります。また、「何を書くか」以前に「何を聞くか」に力を注ぐべきで、取材は文章の質を左右する真剣勝負の場だと強調されています。
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④【読んで感じたこと・自分の意見】
特に心に残ったのは、「書けない原因はメンタルにある」という指摘です。
自分自身、文章を書こうとするとき「何か特別なことを書かなければ」と身構えてしまいがちでしたが、実際には「伝えたい」という気持ちがあれば、誰でも書けるのだと気づかされました。
また、「著者と編集者の一人二役」という考え方も印象的でした。完璧な文章を最初から書こうとするのではなく、まずは伝えたいことを書きなぐり、後から冷静に編集していく――このアプローチなら、確かに書くことがずいぶんラクになりそうです。
さらに、「取材マインド」の重要性も実感しました。日々の違和感やネガティブな感情も、実は貴重なネタの宝庫。それをポジティブに転換して文章に活かすことで、自分にしか書けない内容が生まれるのだと学びました。
「わかりやすい文章とは読む速度と理解する速度が一致する文章」という定義も、文章を書く際の指針として心に刻みたいと思います。
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⑤【この本をおすすめしたい人】
この本は、
- 文章を書くことに苦手意識がある人
- ブログやSNSで発信したいが何を書けばいいかわからない人
- 文章の質を向上させたい人
- 取材やインタビューを仕事にしている人
に特におすすめです。
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⑥【まとめ】
読み終えた後、「書くこと」に対する考え方が大きく変わり、もっと気軽に文章を書いてみようという前向きな気持ちになれる一冊でした。
完璧な文章を目指すのではなく、伝えたい気持ちを大切にしながら、少しずつ書く力を磨いていきたいと思います。
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Posted by ブクログ
’’書くのがしんどい’’をwhatの視点から、
①書くことがなくて
②伝わらなくて
③読まれなくて
④つまらなくて
⑤続かなくて
の5つの問題に分解している。それらの問題を解決するための文章を書くノウハウ·技術がまとめられている1冊。
キーワードは「Twitterで発信しろ」
以下、自分のリマインド用メモ。
①取材マインドを持って過ごす。メモをする。
◾︎当たり前だが、インプットの量はアウトプットの量に影響する。
②音声入力、会話から文章を書き起す→ブラッシュアップ
◾︎とりあえず書くことが大切。プロセスはなんでも良い。大切なのは目的を達成すること。
◾︎会話形式で文章を考える事でロジカルになる。
③ほとんどの人は成功例だけを見てくれる。
×あの人は〇〇で失敗した人だ
◎あの人は○○で成功した人だ
④~思います。~ですが、~なのでを削る
⑤長い文章には「コミット力」を高める効果
◾︎没入感、世界観は長い文章が有利
⑥前提として文章は読まれないマインド
◾︎好奇心旺盛な人の弱点は、皆興味を持ってくれるだろうと勘違いすること
⑦面白い文章は共感8発見2
◾︎発見(知らない情報)ばかりだと疲れる
⑧固有名詞はなるべく出す
◾︎具体的な方が文章が魅力的に
⑨総論のようなタイトルはつけない
◾︎多くの人に興味を持ってもらえそうなタイトルがベスト
⑩質より終わらせる
◾︎とりあえずやりきって後でブラッシュアップ
Posted by ブクログ
まずダーッと書く。それから自己編集する。ネガティブは消化して昇華してポジで書く。人生相談する。時事ネタ。自分ならこう思うけどと聞く。過去現在未来。いつからですか?つまり、例えば、それで、そもそも。悩み、怒り、誰に何を聞きたいか。考えると書くを分離。これを書いて伝えることで世界を0.01㎜前進させる。
Posted by ブクログ
本文より
書くのって、しんどくないですか?
でも、もう大丈夫!
その「しんどさ」の原因を突き止め、
ひとづずつ対処法をご用意しました。
(中略)
本書で紹介するのは(…)「誰でも書けるようにな」スキルとノウハウです。
読み終えるころには「しんどい・・・」から「楽しい!」に変わっているはず。
あなたも今日から「書ける人」になって、人生を変えてください。
(中略)
書けない原因はスキルではありません。
書くことに対する考え方や、気持ちの持ちよう、つまりメンタルにある。
大切なのは「書こう」とするのではなく「伝えよう」とすることです。