あらすじ
僕の怪異(ストーカー)彼女は、100人の怪異(ストーカー)から、僕を喰らうために、護ってくれます――。
男子高校生・櫻井には誰にも言えない秘密がある。
それは幼少期の頃からストーカーの被害に合っていることだ。
そんなある日、同級生・植田が突如化け物へと豹変。
自分をストーカーしていた一人だったのだ。
櫻井をずっと付け回していた美女・ミヤコの登場で事なきを得たが、日本中に存在する都市伝説上の怪異たちが自分を愛するために、ストーカーをしているという。
数百体の美女という名の怪異に愛される櫻井の運命は――。
SNSで話題沸騰!!!
怪異の少女たちに魅入た男の愛と欲と病みの純愛ストーリー、開幕――。
★単行本カバー下画像収録★
感情タグBEST3
画力の高さが魅力!
妖怪系美女の気合の入った作画が楽しめる漫画です。いわゆる豊満な年上女性を描くのが得意なようで。
一応、妖怪バトル物であり今回は1話登場の同級生ムカデ女と4話登場のメガネ女教師こと牛女との戦いを収録。
それ以外では自宅玄関でヒロイン(狼女?)に指を折られた後、学校の女生徒に化けた雑魚妖怪もいましたが、牛女の手駒扱いで出番は凄く短いです。
害虫注意
これ、ムカデ駄目な人は駄目な漫画ですね。
いや、ムカデが平気でもムカデから人間生えているみたいなビジュアルは中々に気持ち悪いというか、そりゃ悪夢なら醒めろって思うなと言うか。
読むなら昼間の方が良い。
嫌な夢見そう。
ヤンデレ?怪異譚
主人公は怪異に付け狙われる特異体質のような物なのか、かつて有った『何か』のせいなのか、怪異の女性達に狙われている。
普段は美人姿の女性たちだが実際は不気味な化け物。
人間姿の女性を魅力的に描いているからこそ、化け物の姿はより悍ましくなる。
また、ストーリーも魅せる物が有る。
昔を隠す主人公、送り狼の怪異らしきヒロインも謎が有る。
巻末での発言は…
謎の多い作品。
Posted by ブクログ
わたしの六月はゾンビ月間・・・で、ゾンビ作品ばかり観ている。
・・・そんな折に、このタイトルを見かけて「ゾンビ」?と思って購入した一冊。
まぁ人を喰らうのはゾンビだけじゃないよね。
怪異にとって特別おいしい主人公は、様々な怪異に狙われる。
それらから護ってくれるのも、また怪異な存在・・・という話。
少年主人公が、女性怪異に半ば色仕掛けで襲われて、文字通りのほうで喰われかける・・・。
物語的には、まだ謎めいていてタイトルにもある「八月九日」というのに意味があるんだろうなと言う感じではある程度ではある。
艶めかしい怪異は、美しくもあり、グロテスクでもあり。
そんな描写も魅力な一冊。
ゾンビではなかったけれど、コレはコレで楽しめた。