【感想・ネタバレ】怪談喫茶ニライカナイのレビュー

あらすじ

――この店を訪れたということは、あなた怪談をお持ちですね? 『幽落町おばけ駄菓子屋』の著者による、震撼率120%の冷感ホラー! 東京の臨海都市・綿津岬への引っ越しをきっかけに、怪現象に悩まされるようになった雨宮志朗。ある日彼は、廃墟のような喫茶店「ニライカナイ」に入ってしまう。そこには「お茶のお代に怪談を聞かせてほしい」という風変わりな店主がいた……。店に持ち込まれる怪異の謎が解かれるごとに、人々が怪異に襲われる理由、店主の意外な正体、そして街全体に関わる恐るべき秘密が浮かび上がっていく――。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 登場人物に魅力があるのに、描写が少なかった。序章なのかもしれないが……。
 全体的に都合良く話が進み、アニメの様な展開に感じたが、世界観は整理しやすく、情景も浮かんでくるので、とても好きな作品になった。
 都合の良さもありだな。怪談は説明しづらいのでそうしたってのもあるか⁇
 アニメと実写どちらでもいけそうだけど、どちらかといえば、実写のほうで。
 浅葱は男でも女でもないようなところに愛着が湧いた。
ストーリーは短く感じたな……。

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2022年01月26日

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ネタバレ

豊洲近の不思議話。東京によくある、そのまま取り残されたようなちょっとした場所同様、何故かリアルな怖さを感じる。綿津岬と「浅葱」の関わりの謎が気になる。

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2023年03月17日

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東京にある臨海都市の綿津岬は、何かが蔓延っている
恐ろしい怪奇現象が起こる中、1つの救いは喫茶店
美しき店主にさぁ語りましょう
救いの後に残るのは、謎
少しずつ紐解かれているが、多くの謎が残ってる
そしてそこに忍び寄る影にまたハラハラしてしまう
店主は一体、何者なのだろう

都会の一角のはずなのに、地方の風景を想像してしまう
その土地その土地に残る伝承のような物語だからなのかもしれない

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2021年07月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

怖かった、ゾクゾクした、おもしろかった………
死者を想う人たちの気持ちに囚われる浅葱、受け止めるのも辛いし自分が出れないのも辛いだろうなあ

最後駆け足だったのが残念、続編とかあったら読みたいなあ

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2020年12月07日

Posted by ブクログ

まず…ホラーの割には怖くない表紙で、ジャケ買いしました。
こんな感じの本はよくあるので、ありきたりな感じかな?と思いつつ読み始めましたが、ストーリーもしっかりしていて一気読みしました。
頭の中でイメージしながら読み進められるので、面白いし疲れている時にもオススメです。
ただ、最後はクシャッとした感じで終わってしまったのが残念でした。

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2020年10月26日

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蜃気楼の中にいるような茫洋とした古い街。引っ越してきた雨宮に訪れる怪異。恐怖が極限に達した時に招かれる、ニライカナイという名の場所へ。怪異の正体は明かされるけれど街の正体はまだまだ不明。いつか浅葱を解き放つ事ができるのだろうか。

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2020年07月22日

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ネタバレ

怪談を持ってないと入れない喫茶ニライカナイ
怪談も他人から聞いたものではなく、自身が遭遇した怪談でなければダメなのか
綿津岬という町は恐怖や不安が具現化する町のようだ

喫茶ニライカナイの店主・浅葱に再び会いたいという雨宮さんの気持ちは分からんでもないけど、神社の御神体勝手に見るとか強引な行動もあってモヤる

マレビト様の上に建つ綿津岬、そこに昔から住む人たちに薄気味悪さを感じる
朱詩さんが出てくると幽落町と地続きの世界なんだなとホッとする

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2025年03月28日

Posted by ブクログ

終わり方にびっくりして
調べてよかった続きもあるのね!ハヤトチリ!

続きは色々解決してほしいなー。
なんでそんな危険を冒してまで
最近引っ越してきたこの土地に興味を持って助けようとするんだろう。
私なら逃げ出してしまう。

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2024年12月19日

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東京の月島と豊洲に挟まれた埋立地、綿津岬。引越してきた雨宮志朗は真っ黒な人影に襲われ、「怪談喫茶ニライカナイ」に辿り着く。和装の店主・浅葱はお茶のお代に怪談を聞かせてほしいと言う。浅葱に救われた雨宮はニライカナイを再訪するため、綿津岬について調べ始める…。
怪異、和物ファンタジー系?稲荷書店きつね堂のほのぼのした感じとは全然違っていた。ホラーというほど怖くもなく、耽美系っぽい感じ。

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2024年10月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

不思議な街に引っ越し
そこは元埋立地で街全体的に怪異が起こる
怪異が起こった人にニライカナイという喫茶店が姿を現しお茶の代金として怪異の話をする
そこの店主である浅葱が怪異を聞いてアドバイスをすると怪異から解放される
ちょっと不思議な喫茶店だ
次巻も出てくるメンバーは一緒なのかな

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2024年07月26日

Posted by ブクログ

ホラー要素がどんどん薄くなっていくのが残念、
民俗学の要素を広げすぎたかも。
一話二話は現代ホラーだけど、
それ以降はがっつり伝承文学系。

ニライカナイは謎のままでも面白かったのになーとおもう。

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2021年07月24日

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最初の2話くらいはいい感じのホラーで面白かったんだけど、集落ものの色が濃くなるにつれて、気味の悪さが……。生臭いとか、蜃気楼だとか、そんな表現ばかりだから、薄暗いじめっとした街並みばかりが浮かんで、太陽浴びたくなる(笑)
色々中途半端で腑に落ちないところも多く残っており、どうやら次回に繋げていく模様
続きを読むかどうかは……気分次第かなぁ。消化不良すぎて気持ち悪いので、次巻が目に入ったら読む気がする。

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2021年06月02日

Posted by ブクログ

ホラーというよりは、民俗学のような物語かな。
一つ一つのエピソードは、さほど怖くはないけれど(不気味ではあるけど)、その背後にある「得体のしれなさ」はじわじわと恐怖を煽る。
禁忌と知りつつ触れたり立ち入ったり...そんな後ろめたさと好奇心を味わえる一冊です。

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2021年04月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この表紙ならどうせラノベ、怪談と言ったってそう怖くはないだろうとナメてかかったら、最初の怪異はそれなり以上に怖かった。ひとり暮らし、深夜にドアノブがガチャガチャ鳴って、ドアスコープから覗いたら人の気配なく真っ暗、でも廊下には灯りが点いているのに真っ暗は変、向こうからも誰かが覗いているということ!?って、今こうして書いていても寒気がゾワ~っ(笑)。でもそこから先は震え上がることもなく落ち着いて読めます。怪異の正体は「向き合うことを無意識に避けていた自分」というのがいい。

謙虚に見える主人公が、この世の者ではない喫茶店の主から「浅葱と呼んでください」と言われてホントに「浅葱」と呼び捨てにするのはどやねんと思わなくもない。怪異に悩まされていた彼らが浅葱に救われ、ひとことお礼を言いたいと一致団結するからこそ、なんで最初から偉そうに呼び捨てなの。まぁいっか。やっぱりラノベ、こう暑くては重い小説を読む気がしないときに○。

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2020年08月13日

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