【感想・ネタバレ】CIAを創った男 ウィリアム・ドノバンのレビュー

あらすじ

米国同時多発テロ以来、新聞・テレビのニュースなどで、その名を聞くことが頻繁になった感のあるCIA。この組織は、正式名称を「アメリカ中央情報局」と言う。世界中のあらゆる情報をあらゆる手段を駆使して収集し、目的を定めて整理統合し、外国において隠密作戦を実施する機関である。情報収集力が国家の存亡を決める、現代の国際情勢下にあって、超大国アメリカの陰の頭脳と言っても過言ではないだろう。本書では、第二次世界大戦期に、CIAの前身であるOSS(戦略事務局)を創り、そのトップとして諜報戦に参加した、アメリカのマスター・スパイ、ウィリアム・ドノバンの激動の生涯を、豊富な史料をもとに描き上げる。戦争の勝敗が、軍事力だけでなく情報力に大いに左右されることを生々しく綴り、第二次大戦を裏側の角度から検証した、評伝大作である。

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Posted by ブクログ

CIAの前身組織OSS(戦略事務局)を創設したウィリアム・ドノバンの生涯を描くノンフィクション。
このドノバンってなかなかの人物だったようです。
名前だけはよくきくOSSの第2次大戦中の活動がいろいろと詳しくのってて勉強になりました。
FBIのフーバーとの確執などもいろいろわかって◎

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2011年09月24日

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