【感想・ネタバレ】1は赤い。そして世界は緑と青でできているのレビュー

あらすじ

黒い文字でも1つひとつ色がついて見えるってどういうこと!?
物心ついた頃から「文字に色がついて見える」

共感覚を備える女子大学生によるユニークすぎる手記!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

その人で違うことって結構幅が広いのだな。話を聞いているみたいで面白かった。私にも何か実は人とずれていることがあるかもしれない。ちょっと考えてみよう。

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2020年11月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ニューロダイバーシティ、脳って思ったより一人一人違うんじゃないかなー、とあらためて思いました。

著者は文字に色がついているタイプ。色覚共感覚。

本書は、専門的に深く書かれているわけではなく、一色覚共感覚者としてどういう風に感じるのか、経験してきたのか、を綴られていてとても気軽に読める本になっています。

共感覚。一つのインプットから他の情報も連動してインプットされる。文字と色、や、味と形、など。

私も数年前までこのようなカテゴリー化がなされていることを知りませんでした。

先天的なのか、後天的なのか、そこも本書ではふわっと書かれていますが、

条件反射、みたいな部分もあるような気もしました。

それが幼いころに刷り込まれるきっかけなどがあれば、そうなるのかもしれない。

空間思考者についての本を依然読みましたが、それぞれの持っている脳の特徴によって、そのような条件付けがなされる傾向にある人や、他の分野や領域で脳の発達に特徴的な部分を持つようになる人など、

本当にそれぞれな気がしました。

著者として、この共感覚を持っていると知った時の自身への特別感、誇りを共有されています。

みんなそれぞれユニークで特別なのだと思いますが、

自分のことについて理解を深めることで、個々人か自分の人生の価値を感じられたらいいなーと、勝手ながら思ったりも。

過去を振り返る部分が多かったですが、

自分の脳の特徴を知ることで、その特徴を活かしてどう生きるかは、自分自身にとっての豊かさを充実させて生きるヒントになると思うので、未来志向で考えていきたいと思いました。

数字や文字、月や曜日になんとなくある色。

それを楽しむ余裕もあるといい。

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2024年10月26日

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