望月菜南子の作品一覧
「望月菜南子」の「1は赤い。そして世界は緑と青でできている」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「望月菜南子」の「1は赤い。そして世界は緑と青でできている」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
人と違うことに気づくことが難しいということをこの本から学んだ。共感覚の存在は知っていたが、本人がネタバラシ的に書かれているのは今回が初めて。こういうことは信頼できる大人が必要だったことを思うと、打ち明けられない多くの人は、せめて、この本を手にとってほしい。
でも、共感覚でも、いろいろあるようだし、よくわからないところも多い。理解できない。ネーゲルの「コウモリであるとはどのようなことか?」などが参考になるだろうか。むしろ、みんな違う感覚をもっていることの確率の方が高くないか?
しかし、それでも、こうした事例は興味深いと思う。さて、著者は誇らしく思うとあったが、どちらが通常とか、あるのか?野矢
Posted by ブクログ
娘が共感覚を持っているので、彼女の見えている世界がどんななのかなーと思って読んだ本。
「マンゴーのいた場所」は共感覚を持っている女の子が主人公の物語だったけど、この本は著者自身が共感覚を持っていて、どんな風に見えているのか図なども織り混ぜて説明してくれているので、娘の見えている世界が想像しやすかった。
実際に娘にこの本を見せたら、彼女もとても興味深かったようで、「ここは同じ!これは違うなー」とか「わかるわかる!」とか言いながら読んでいた。
受験生真っ只中の彼女が「徳川が全部同じ色で覚えられないー」とか「これとこれは色が似てるから覚えやすい」とか言っている意味がなんとなくわかった。
共感覚