作品一覧

ユーザーレビュー

  • 1は赤い。そして世界は緑と青でできている

    Posted by ブクログ

    人と違うことに気づくことが難しいということをこの本から学んだ。共感覚の存在は知っていたが、本人がネタバラシ的に書かれているのは今回が初めて。こういうことは信頼できる大人が必要だったことを思うと、打ち明けられない多くの人は、せめて、この本を手にとってほしい。

    でも、共感覚でも、いろいろあるようだし、よくわからないところも多い。理解できない。ネーゲルの「コウモリであるとはどのようなことか?」などが参考になるだろうか。むしろ、みんな違う感覚をもっていることの確率の方が高くないか?

    しかし、それでも、こうした事例は興味深いと思う。さて、著者は誇らしく思うとあったが、どちらが通常とか、あるのか?野矢

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    2022年07月17日
  • 1は赤い。そして世界は緑と青でできている

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    その人で違うことって結構幅が広いのだな。話を聞いているみたいで面白かった。私にも何か実は人とずれていることがあるかもしれない。ちょっと考えてみよう。

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    2020年11月19日
  • 1は赤い。そして世界は緑と青でできている

    Posted by ブクログ

    娘が共感覚を持っているので、彼女の見えている世界がどんななのかなーと思って読んだ本。
    「マンゴーのいた場所」は共感覚を持っている女の子が主人公の物語だったけど、この本は著者自身が共感覚を持っていて、どんな風に見えているのか図なども織り混ぜて説明してくれているので、娘の見えている世界が想像しやすかった。

    実際に娘にこの本を見せたら、彼女もとても興味深かったようで、「ここは同じ!これは違うなー」とか「わかるわかる!」とか言いながら読んでいた。

    受験生真っ只中の彼女が「徳川が全部同じ色で覚えられないー」とか「これとこれは色が似てるから覚えやすい」とか言っている意味がなんとなくわかった。

    共感覚

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    2025年08月02日
  • 1は赤い。そして世界は緑と青でできている

    Posted by ブクログ

    著者は共感覚者の女子大生。
    本人の共感覚のエピソードや共感覚の感じ方を丁寧に綴っています。
    共感覚の知識を何となく知っていても、共感覚者自身がどの様に見えているかなど今まで知る事が無かったので、とても興味深く読めました。

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    2025年06月27日
  • 1は赤い。そして世界は緑と青でできている

    Posted by ブクログ

    自分が基本で、自分中心にモノを見てしまう
    そして、みんなも同じに見えている。と、思いがちな私、小学生の時、色盲の友達がいて茶色と緑が逆に見えると言われ、しばらく頭をかかえて考えたはずだったのに…。

    多様性?いろんな人がいる。
    優劣じゃなくて、相手を認めてお互いが生きやすい世界が良いなあ。

    キリンさんから見たら、人って首短い❗
    って思ってるよね。
    ゾウさんから見たら、人って鼻短か❗
    って思ってるよね。
    子供達は、軽々と世界を多方面から見られていたんだなあ~。


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    2021年08月07日

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