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黒い文字でも1つひとつ色がついて見えるってどういうこと!? 物心ついた頃から「文字に色がついて見える」 共感覚を備える女子大学生によるユニークすぎる手記!
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Posted by ブクログ
人と違うことに気づくことが難しいということをこの本から学んだ。共感覚の存在は知っていたが、本人がネタバラシ的に書かれているのは今回が初めて。こういうことは信頼できる大人が必要だったことを思うと、打ち明けられない多くの人は、せめて、この本を手にとってほしい。 でも、共感覚でも、いろいろあるようだし、...続きを読むよくわからないところも多い。理解できない。ネーゲルの「コウモリであるとはどのようなことか?」などが参考になるだろうか。むしろ、みんな違う感覚をもっていることの確率の方が高くないか? しかし、それでも、こうした事例は興味深いと思う。さて、著者は誇らしく思うとあったが、どちらが通常とか、あるのか?野矢茂樹『哲学の謎』では、異例と異常を区別していた。著者はきっと異例の方だと思う。でも、異常でないことは確かだが、通常でもないと思う。だけど、多数か少数かの違いなのだろうか。自分がたまたま少数にいたら、そっちの方が当たり前だし、通常でさえあるのではないか。現に見えているのだから。 みんな違ってみんないい、というのは難しいところだと思う。
娘が共感覚を持っているので、彼女の見えている世界がどんななのかなーと思って読んだ本。 「マンゴーのいた場所」は共感覚を持っている女の子が主人公の物語だったけど、この本は著者自身が共感覚を持っていて、どんな風に見えているのか図なども織り混ぜて説明してくれているので、娘の見えている世界が想像しやすかった...続きを読む。 実際に娘にこの本を見せたら、彼女もとても興味深かったようで、「ここは同じ!これは違うなー」とか「わかるわかる!」とか言いながら読んでいた。 受験生真っ只中の彼女が「徳川が全部同じ色で覚えられないー」とか「これとこれは色が似てるから覚えやすい」とか言っている意味がなんとなくわかった。 共感覚者の視点で具体的に自分の体験を通して感じたことを書いてくれているので、身近に共感覚を持っている人がいる方が、共感覚者のことを知るのにとってもいい本だと思います。
著者は共感覚者の女子大生。 本人の共感覚のエピソードや共感覚の感じ方を丁寧に綴っています。 共感覚の知識を何となく知っていても、共感覚者自身がどの様に見えているかなど今まで知る事が無かったので、とても興味深く読めました。
自分が基本で、自分中心にモノを見てしまう そして、みんなも同じに見えている。と、思いがちな私、小学生の時、色盲の友達がいて茶色と緑が逆に見えると言われ、しばらく頭をかかえて考えたはずだったのに…。 多様性?いろんな人がいる。 優劣じゃなくて、相手を認めてお互いが生きやすい世界が良いなあ。 キリン...続きを読むさんから見たら、人って首短い❗ って思ってるよね。 ゾウさんから見たら、人って鼻短か❗ って思ってるよね。 子供達は、軽々と世界を多方面から見られていたんだなあ~。
共感覚。1つの刺激に対して2つ以上の感覚を感じる知覚様式のことだそうで、様々な種類があり、著者のように文字に色を感じる色字以外にも、音に色を感じる色聴、音に味を感じる、痛みに色を感じる、などもあるそうだ。 巻頭に著者が感じている文字の色の一覧が載っている。ひらがな、数字、アルファベット、漢字の一部...続きを読む。 わあ、何だかいいな。それが第一印象。そして読み終わった後も、彩りにあふれていて素敵な感覚だな、と思えた。 しかしそう思えたのも、著者が一貫して、自分のこの珍しい感覚を誇りに思い、勉強や日常生活で困ることがあっても、自分の共感覚をより知っていくことを楽しんで生きているからだと思う。 そして、良い人達との出会いも大切だったのかな、と思う。17歳で初めて、自分が共感覚の持ち主なのだと知った時のエピソードに出てくる先生が「あー、あなた、そういう才能があるのね」とおっしゃったそうで、(共感覚について知識があったと言う前提があるにしても)素敵だなと思った。その最初がもし、途中出てくる、著者本人のQAで出てくるように、精神疾患?とか、スピリチュアルな能力なの?と言う反応だったら、少しこの後の当事者の感じ方・生き方にマイナスな影響を与えたかもしれないな、と思うから。才能、と言う一言は大切だったな、と。 そういう意味でも、色々なことについて知識を持つことって大切だな、と思うのだ。たとえ深く理解できていないとしても、少なくとも、私は自分の無知で、人を傷つけることはしたくない。その為には、間違った知識や偏見を持つこともとても怖いことだな、と言うのも改めて感じた。
共感覚を持つ女子大生が、共感覚について書いた本。共感覚で得したこと、困ったことなどリアルに知ることができ、興味深かった。
自分が当たり前だと思っていることを疑うのは難しいことなのだと実感させられた1冊だった。 共感覚。 聞いたことはあったけれどどんなものか知らなかった。 いろんなタイプの人がいるみたいだけれど、著者は数字や文字が色で見える。文字がその色に見えるというか、頭の中に浮かんでくる感じらしい。 共感覚を持って...続きを読むいない人も含めて、みんな人それぞれ違う世界が広がっているのだろうなと思うととても興味深い。 もしかしたら自分が当たり前だと思っている感覚が他の人にとっては当たり前ではないかもしれない。 周りの人の著者への質問が少し不快だった。自分と違う世界に興味があるのは分かるけれど、共感覚が病気なのかを本人に聞くのは失礼だと思う。
共感覚、知らなかった。 字に色がついている世界。 どんな感じなんだろう。 本の中で、作者は色のないことを想像できないと言う。自分の見えているもの、それがどんな風かは言語化しないと、わからない。でも、普段いちいち言葉にしないし。当たり前は案外当たり前ではないのかもしれないと、思った。
共感覚を本人も知らなかった頃は困ったことだろうと想像できます.音に色が見えるとか聞いたことはありましたが,こんな感じなんだと少し分かった気がしました.
その人で違うことって結構幅が広いのだな。話を聞いているみたいで面白かった。私にも何か実は人とずれていることがあるかもしれない。ちょっと考えてみよう。
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望月菜南子
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